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国防長官候補者「北朝鮮核兵器、位置は把握済み」…「先制打撃も可能」とも

国防長官候補者「北朝鮮核兵器、位置は把握済み」…「先制打撃も可能」とも

Posted September. 19, 2009 08:21,   

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金泰栄(キム・テヨン)国防部長官候補者は18日、軍がすでに北朝鮮の核兵器の位置を把握していると明らかにした。

金候補者は同日、国会国防委人事聴聞会で、与党ハンナラ党の劉承旼(ユ・スンミン)議員が、「北朝鮮が核を保有している場所を確認したのか」と問うと、「そうだ」と答えた。また、「北朝鮮が核を使用する前に打撃が可能か」という質問にも「韓米連合軍の能力で十分だ」と答えた。

金候補者は、「戦時に北朝鮮が核で韓国を攻撃する恐れがある時は、様々な情報でこれを確認し、韓米統帥機構の協議を経て(打撃を)最終決定することになるだろう」と説明した。

金候補者は昨年3月、合同参謀議長に内定した後の国会人事聴聞会で、「北朝鮮が小型核兵器を開発し、韓国を攻撃する場合どうするのか」という質問に、「最も重要なことは、核がありそうな場所を確認して、打撃を与えることだ」と答えたことがある。金候補者の当時の発言は、最悪の状況を前提に一般的な軍事措置について言及したものだったが、北朝鮮はこれを「先制打撃暴言」と批難し、発言の撤回と謝罪を要求した。北朝鮮は、「韓国側が試みる小さな先制打撃の動きに対しても、それよりも迅速かつ威力的な先制打撃で対応する」と威嚇し、南北間の緊張を高めた。

金候補者は、合同参謀議長だった今年6月にも、有事の際、北朝鮮が韓国に対して核兵器やミサイルを発射する兆候が捉えられれば、ただちに打撃できるよう精密打撃能力を補強する内容の「国防改革基本計画」修正案を李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告した。



kimkihy@donga.com