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卓球スターカップルの2世、全米アマゴルフの決勝進出

卓球スターカップルの2世、全米アマゴルフの決勝進出

Posted August. 31, 2009 07:33,   

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「韓中卓球カップル」の安宰亨(アン・ジェヒョン、44)と焦志敏(46)さんカップルの一人息子の安ビョンフン君(18)が、第109回全米アマチュアゴルフ選手権大会の決勝に進み、歴代最年少チャンピオンを狙うことになった。

アン・ビョンフンは30日、米オクラホマ州タルサのサザンヒルズCC(パー70)でマッチプレーで行われた準決勝で、キャディを務めた父親の安さんと呼吸を合わせ、バビック・パテル(19=米国)を3ホール差で下した。決勝進出だけでも来年のマスターズ大会の出場権を確保した安ビョンフンは、ベン・マーティン(22=米国)と36ホールのマッチプレーで優勝を争う。9月17日に18回目の誕生日を迎える。首位に立てば、昨年、ニュージーランド在住の韓国系デニー・リー(イ・ジンミョン)が立てた最年少優勝記録(18歳1ヵ月)を塗り替えることになる。金ソンユンは、1999年、歴代最年少の17歳3ヵ月の年で決勝に進んだが、準優勝に止まった。

勝利を決めた後、父親と喜びの抱擁を交わした安ビョンフンは、「新しい記録を立てるようになったら、祖国に大きな光栄になると思う。当初、決勝進出は思ってもみなかったので、着替えも5着しか持ってこなかった。新しい服を買わなければならなくなった」と話した。

7歳の時、室内練習場に行ったことを機にゴルフを始めた安ビョンフンは、14歳の時の05年、ゴルフ留学のため米国に渡った。父親の安さんは、息子が07年、急な貧血症状で健康が悪くなると、大韓航空の卓球団監督を辞職して米国へ渡り、息子の世話に専念した。母親の焦さんは、中国で移動通信付加サービス会社の代表を務めて、ビジネスウーマンとしての手腕を発揮している。

英語の名前をベンと名づけた安ビョンフンは、186センチと96キロのがっちりした体格にドライバーショットが300ヤードを越す長打力を誇り、「ビック・ベン」とも呼ばれている。名門のバークレーカリフォルニア大学に進学する予定だ。



kjs0123@donga.com