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錦湖グループの「兄弟げんか」、裁判へ飛び火する兆し

錦湖グループの「兄弟げんか」、裁判へ飛び火する兆し

Posted August. 04, 2009 09:04,   

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錦湖(クムホ)アシアナグループの石油化学部門の会長を務めた朴賛求(パク・チャング)前会長が3日、自分に対するグループでの解任措置に対し、法的対応の考えがあることを明らかにした。

先月28日、錦湖石油化学の代表取締役から解任された朴賛求前会長は同日午前9時頃、錦湖石油化学の社内掲示板に、「朴三求(パク・サムグ)名誉会長が最近の無理な買収合併(M&A)で錦湖アシアナグループの危機をもたらしたにも関わらず、それに対する責任を負うどころか、自分を会長職から追い出した」と主張した。

A4用紙4枚分量の書き込みで朴賛求前会長は、「朴三求会長が不法に理事会を招集し、解任案を奇襲的に上程した」とし、「これに対し、適切な法的措置を講じる」と述べ、裁判を起すことを予告した。

朴賛求前会長は先週末、ソウル龍山区漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)の自宅でこの書き込みを直接作成したと見られる。錦湖石油化学側はこの書き込みを午前11時頃、削除した。

朴賛求前会長はまた、この書き込みで朴三求会長一家の株式不当取引の疑惑も提起したが、これは司法当局の捜査にもつながりかねない事案で、状況が悪化する場合、双方の暴露合戦になる可能性があるという分析も出ている。

これに対し、錦湖アシアナグループ側は、「理事会と株式の買い入れが適法に行われるなど、法的には何ら問題がない」と反論した。



wiseweb@donga.com