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セマングム、ベネチアのようなブランド都市に 政府が実行計画を確定

セマングム、ベネチアのようなブランド都市に 政府が実行計画を確定

Posted July. 24, 2009 08:46,   

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セマングム干拓地が、国際業務団地や観光レジャー団地、研究団地などを備えた「ブランド複合都市」として開発される。政府は23日、韓昇洙(ハン・スンス)首相が出席した第3回セマングム委員会を開き、5大先導事業の推進計画を盛り込んだ「セマングム総合実践計画」を確定し、発表した。

セマングム干拓地面積の23.8%に当たる中心地域(6730ヘクタール)は、世界的な水辺都市であるアムステルダムやベネチアなどを参考にし、高付加価値を創出する新たな形のブランド複合都市として開発される。ブランド複合都市の形態は、△放射型構造や、△満月構造、△三角州構造の3つのデザインのうち一つを選んで、韓国内外の専門家らの意見を収集して、今年上半期中に確定される。

セマングム干拓地は、土地の用途が農地から多目的複合用地に変わることを受け、農地の比率が当初の全面積(2万8300ヘクタール)の70%から30%に大幅に減ることになる。用地別の開発面積は、△産業用地=3900ヘクタール、△観光・レジャー用地=2490ヘクタール、△国際業務用地=500ヘクタール、△生態・環境用地=5950ヘクタール、△科学・研究用地=2300ヘクタール、△新再生エネルギー用地=2030ヘクタール、△農業用地=8570ヘクタール、△都市用地=1460ヘクタールなど。

政府は、セマングムの水質目標を従来の「農業用水」から「観光・レジャーなどの積極的な親水活動が可能なレベル」にまで引き上げ、生態・環境用地を中心に、公園の緑地や親水空間を大幅に増やす計画だ。

政府は、セマングム事業の遅れを巡る懸念を払拭するため、今年末まで開発用途にふさわしい築造方式を採択し、防水施設物の工事に着手するなど、5大先導事業を優先的に推進することにした。5大先導事業とは、△ブランド複合都市や産業用地の開発、△防波堤や多機能用地の名所化、△埋立て土の調達事業、△防水堤の早期着工、△萬頃江(マンギョンガン)や東進江(トンジンガン)に対する河川総合整備のことを意味する。

また、セマングム内部の土地開発には、グリーン交通体系や資源循環システムなど、低炭素・グリーン開発手法を導入することにした。政府は今回まとまった総合実践計画を基に、専門家による諮問などの意見収集を経て今年末までに最終案を確定する予定だ。



pen@donga.com