ソウル市庁前のソウル広場と8月にオープンするソウル世宗路(セジョンノ)の光化門(クァンファムン)広場の管理規定が大幅に強化され、不法暴力集会は最初から封鎖されるものと見られる。主な強化内容は、△暴力が予想される行事には使用許可をしないことが可能であり、△すでに許可された行事のうち、暴力が予想される場合は許可を取り消すことができるという内容である。
ソウル市は22日、このような内容のソウル広場と光化門広場の使用や管理条例の複数の改正案を、最近確定・公布したと明らかにした。ソウル市の関係者は、「光化門広場の使用条例には、『行事の中で暴力沙汰などが起きる恐れがあると判断されれば、使用者と警察が予め協議するようにするなど、ソウル市が条件を示すことができる』という内容が盛り込まれている」とし、「これは、不法暴力集会へと変質する恐れのある行事は、最初から使用許可をしないこともありうることを意味する」と説明した。
またソウル市は、光化門広場の使用許可の変更も、「国またはソウル市が公益のために広場使用が必要な場合と、市民の安全確保や秩序維持などのために必要な場合は、許可された内容を変更することもできる」と予防線を張った。
ソウル広場も同様に、許可事項の変更において、「使用者と事前に協議しなければならない」という規定を、「使用者に前もって通知しなければならない」に変更し、ソウル市が行事の性格によっては使用許可や取り消しを独自的に決定できるようにした。
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