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朴智星「10年は僕の最後のW杯」

Posted June. 15, 2009 06:54,   

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「10年南アフリカ共和国ワールドカップ(W杯)が最後だ」(朴智星)

「我々は必ず勝たなければならない」(イラン代表のアフシン・ゴトビ監督)

7回連続でW杯本大会に進んだサッカー韓国代表のキャプテン・朴智星(パク・チソン、28=マンチェスター・ユナイテッド、写真)は自信に満ちていた。反面、02年韓日W杯の時、朴智星と同じ釜の飯を食べながら、技術分析官として4強神話を共に作り上げたゴトビ・イラン監督(45)は、「どうしても1勝が欲しい」と切羽詰った表情だった。

韓国は17日午後8時、ソウルW杯競技場で南ア共W杯に向けたアジア地域最終予選の最終戦に臨む。

●今回が最後のW杯

鋼鉄体力の代名詞、朴智星にも限界はあるようだ。14日、坡州(パジュ)サッカー代表チームトレーニングセンター(NFC)で行われたメディア・デーで、「来年のW杯が僕にとっては最後のW杯だ。自分の能力の全てをつぎ込んで良い成績を出したい」と話した。「14年だと33歳になるが、さらにプレーできるのではないか」という質問に対しは、「その時まで体力が持たないと思う。そのため、南ア共W杯で僕にできることを全てやらなければならない」と語った。

朴智星は、「南ア共W杯で韓国代表チームの現実的な目標は16強だ」とし、「競技場で僕がやるべきことを100%やり遂げるのが僕の最大の目標だ」と加えた。

02年韓日W杯と06年ドイツW杯に続き、3度目のW杯本大会に出場する朴智星は、「02年の代表チームが一番強かった。若手とベテランたちの調和がよく取れていたが、今回の代表チームもあの時と似ている。これから先、どれほどきちんと準備するかによって、また良い結果が得られると思う」と希望をにじませた。

●イラン監督「イランも応援して」

ゴトビ監督は同日午前、NFCで初の練習を終えた後、「韓国戦で勝ち点3点を獲得し、W杯本大会に進出するのが全てのイラン人の夢だ」とし、「厳しい試合になるだろうが、全力を尽くして必ず勝つ」と話した。そのうえで「たくさんのファンが競技場を訪れ、韓国とイランの両方を応援してほしい」と言い、イランへの応援も頼んだ。

イランは勝ち点10点で韓国(勝ち点15点)、北朝鮮とサウジアラビア(共に勝ち点10点)に続き、B組4位に止まっているため、韓国との試合で勝った場合に限って、プレーオフでも出場できる組3位の座を確保できる。イランが韓国に勝ち、北朝鮮とサウジアラビアが18日引き分けると、本大会のチケットを手に入れる可能性もある。



yjongk@donga.com