Go to contents

国連決議案、ミサイル発射と兵器輸出の禁止で草案

国連決議案、ミサイル発射と兵器輸出の禁止で草案

Posted June. 08, 2009 08:38,   

한국어

北朝鮮の核実験に対する国連決議案は、北朝鮮がミサイル発射猶予宣言(moratorium)を復元するなど、弾道ミサイルと関連したすべての行動を禁止せよという内容が盛り込まれるものとみられる。また、北朝鮮を出入りする船舶を公海上でも検査できるようにし、北朝鮮の兵器輸出を全面的に禁止するものとみえる。

6日(現地時間)、国連関係者によると、北朝鮮の核実験に対する対策案を論議中の米国、英国、フランス、中国、ロシアの安全保障理事会常任理事国5ヵ国と韓国、日本の「P5プラス2」が、このような内容の決議案草案を本国に送った。国連関係者は、「決議案の採択が最終段階に入ったが、最終合意には至らなかった。中国が、公海上での船舶検査の強化など一部の条項に難色を示しており、主要国が本国と協議する過程で、草案の内容が一部修正される余地がある」と説明した。

「P5プラス2」は、中国などが本国の最終決定を送ってくれば、それをもとに協議を経て、「ブルーテキスト(Blue Text=合意した草案)」を作成し、安保理理事国に送る。安保理は、賛成かどうかだけを決め、決議案として発表する。政府当局者は、「中国の態度によっては、現在の草案よりも多少緩和した決議案になる可能性が高い」と見通した。

「P5プラス2」の決議案草案は、北朝鮮が完全かつ検証可能で不可逆的な方式で核兵器および核計画を放棄し、核拡散禁止条約(NPT)義務履行に乗り出すようにする内容を含んでいる。船舶検査の強化の場合、船舶所属国家の同意の下、公海上でも北朝鮮に出入りする船舶を検査する方針だ。船舶所属国家が同意しなければ、船舶を近隣の港に誘導し、検査できるようにした。また、従来の1718号決議案に反すると疑われる場合、加盟国は人道的目的の必要性、またはすでに検査を受けたか拿捕された船舶を除いて、北朝鮮船舶に対する燃料提供も禁止する方針だ。



higgledy@donga.com spear@donga.com