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独裁政権の親子世襲、成功したのは世界で9件のみ

独裁政権の親子世襲、成功したのは世界で9件のみ

Posted June. 06, 2009 08:21,   

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が最近、3男の金正雲(キム・ジョンウン、26)を後継者に指名し、「3代世襲」を公式化した。独裁者らはどうして世襲の誘惑に勝てないのだろうか。また、世襲が成功するための条件は何なのだろうか。

統一研究院の南北協力センターの朴ヒョンジュン室長は5日、研究院のホームページに掲載した「権力受け継ぎのジレンマと権力世襲」という報告書を通じ、「父親から子への世襲は、安定的に既得権を保護してもらおうとする既存の権力エリートの利害関係によって生まれる」と主張した。

朴室長は、権力世襲が独裁者だけでなくエリートにも有利な理由について次のように説明した。「もしエリートのうちの誰かが後継者に指名されれば、エリートの間で権力配分の関係が変わるようになる。すると、エリートの間で権力闘争が発生し、どちらかの勢力が沒落するか体制そのものが危機に追い込まれかねない。これに対し、世襲はエリートの地位と特権の変化なしに権力の受け継ぎを可能にしてくれる。

朴室長は米国の政治学者、ジェイソン・ブラウンリー氏が1945年から06年まで3年以上政権を握った258の独裁政権を分析して07年発表した論文を引用した。全体258人の独裁者のうち23人が世襲を試み、たっだ9人しか成功できなかったが、これはいずれもエリートの支持を取り付けた場合だったということだ。

アジアでも世襲に成功した例は、台湾の張介石(1949〜1975)と張経国(1975〜1988)、北朝鮮の金日成(キム・イルソン、1948〜1994)と金正日(1994〜現在)、シンガポールの李光耀(1956〜04)と李顯竜(04〜現在)父子がいる。



kyle@donga.com