企業の時価総額…現代＞起亜＞ＧＭの順

経営難に落ちいている米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の株価が連日急落し、時価総額が現代（ヒョンデ）自動車や起亜（キア）自動車を下回っている。

ＧＭは、会計監査を担当しているデロイト・アンド・トウシュが、「ＧＭの営業損失や現金流動性の創出能力の不在などを考慮する際、同社の持続的な生存能力に相当疑問を持たざるを得ない」と明らかにしたことを受け、５日（現地時間）の株価は前日より１５．４％安の１株＝１．８６ドルで取引を終えた。今年初頭のＧＭの株価は１株＝３．６５ドルだった。

同日、ＧＭの時価総額は、普通株基準で１１億３５５０万ドルまで急落した。今年初頭の２２億２８２０万ドルに比べれば、半分程度に下がったもの。

一方、５日、現代車の時価総額は１ドル＝１５７０ウォンで計算すれば、６９億９６００万ドルとなり、ＧＭの時価総額の６．１６倍に上る。起亜車も時価総額は１４億５０５０万ドルで、ＧＭの１．２８倍に達する。今年初頭の現代車の時価総額はＧＭの３．１倍、起亜車は０．８倍だった。

ＫＢ投資証券のソン・ミョンウ研究員は、「国内自動車メーカーより販売量の多いＧＭの株価が急落し、会社が危機に置かれることは、国内自動車メーカーには好材料として働きかねない」との見方を示した。

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