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北朝鮮のミサイル燃料注入施設、地下に建設

北朝鮮のミサイル燃料注入施設、地下に建設

Posted February. 26, 2009 09:49,   

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北朝鮮が、咸鏡北道花台郡舞水端里(ハムギョンプクト・ファデグン・ムスダンリ)のテポドン2号発射基地内の液体燃料注入施設を地下に建設するといった、ミサイル発射関連設備を大々的に改良した事実を、韓米情報当局が突き止めていることが分かった。

このため、情報当局が具体的なテポドン2号発射の動きを把握することが、難しくなる恐れがあると憂慮される。

25日、政府筋によると、北朝鮮は、昨年末から今年初めにかけ、舞水端里基地の発射台付近の地下に、液体燃料をミサイル推進体に注入する施設を完工した。

北朝鮮はこれまで、発射台にミサイルを装着後、燃料を積んだトラックや外部の別途注入施設を利用し、液体燃料を注入してきた。98年と06年のテポドン1、2号の発射時も、韓米情報当局は、偵察衛星が捉えた燃料注入のシーンから、発射が緊迫していることを把握した。

情報筋は、「地下施設で、液体燃料をミサイル推進体に注入すれば、米国の偵察衛星の監視網を避けることができる。北朝鮮が密かに、最も重要な発射準備を進めることができるようになった」と語った。

別の情報筋は、「北朝鮮は、液体燃料注入施設を地下に建設するなど、関連設備の性能を改良した。ミサイル推進体に1、2日内で燃料を注入できるものと推定される」と語った。



ysh1005@donga.com