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「経済も厳しいし…子供はゆっくり」出生率3年ぶり下落

「経済も厳しいし…子供はゆっくり」出生率3年ぶり下落

Posted February. 26, 2009 09:49,   

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景気低迷を受け、出生率が3年ぶりに再び下落へと転じた。

25日、保健福祉家族部と統計庁の出生統計(試算値)によると、08年に生まれた子供の数は46万6000人で、07年の49万3000人に比べ、2万7000人(5.5%)減少した。

出生児数は05年に底打ち後、06年、07年の2年間連続で増加した後、再び減少へと転じた。

女性一人が、生涯生むと予想される子供の数である合計出産率も、07年1.25人から08年1.19人へと0.06人減少した。

特に、20代女性の出産率の減少が目立った。20代女性が出産した子供は、21万9000人から19万7000人へと2万2000人(10%)が減少した反面、30代の女性が出産した子供は、26万4000人から25万9000人へと5000人(1.9%)減少した。

また、第1子の出生率の下げ幅は、第2子より大きかった。第1子は26万2000人から24万2000人へと2万人が、第2子(以上)は22万8000人から22万人へと8000人が減少した。

出産率が下がるのは、景気低迷を受け、結婚を見合わせる人が増えている上、女性が仕事や家庭を両立させるのが難しく、妊娠や出産を遅らせているためと分析される。08年の出産先行指標である結婚件数は、前年に比べ1万6000件が減少した。

金ソジュン福祉部・少子化人口政策課長は、「少子化現象は当分続くものと見られる」とし、「向こう5年間の合計出産率は1.2人の水準を維持するものと見られるが、引き続き経済が低迷した場合、1.0人以下へと下がることもありうる」と語った。



nuk@donga.com