国民１人当たりの寄付金１９万７０００ウォン

昨年、韓国国民が慈善目的で寄付した金額は、１人当たり年平均１９万７０００ウォンであることが調査された。０５年の１６万１０００ウォンに比べて、３万６０００ウォン（２２．３％）増えたことになる。

社会福祉共同募金会が昨年末、全国の成人男女１００１人を対象に調査した結果、寄付の経験があると答えた人が５４％にのぼった。４０代（６１．５％）、自営業（６８．９％）、月平均４０１万ウォン以上の所得者（７２．８％）が多かった。

寄付の動機については、「貧しい人を助けたくて（４９．５％）」、「ともに暮す共同体に対する責任感（３２．９％）」、「やり甲斐のあることがしたくて（１０．８％）」の順だった。

歌手やタレントなど、有名人の寄付については、８０％が、「一般国民の寄付の動機を刺激するのに役立つ」と答えた。

「誰が寄付をたくさんするべきか」という質問には、「国民すべて（４８．１％）」、「経済的富裕層（２７．２％）」、「政界・財界・学界・宗教界などの社会的指導層（１９．１％）」、「メディア・放送局関係者・スポーツ選手・芸能人（４．８％）」の順となった。

kky@donga.com