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ネット掲示板、意見より悪質な書き込みが14%

ネット掲示板、意見より悪質な書き込みが14%

Posted January. 15, 2009 08:34,   

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インターネットの掲示板に書き込まれているコメントは、世論を反映しているわけではないという事実が、膨大な実証資料の分析で確認された。

特に、悪口や脅迫などの「悪質なコメント」や極少数のネットユーザーの主導、一方的な意見傾倒現象が深刻であることが分かった。

これは、東亜(トンア)日報と韓国インターネット振興院が共同で、ネイバー、ダウム、ヤフーの韓国3大ポータルに書き込まれたコメントを分析した結果だ。

本紙と韓国インターネット振興院は、コメント分析プログラムを通じて、昨年8月から11月の間に、200以上コメントが書き込まれた記事の約32万のコメントを分析し、このうち示意性が強い主要記事の6万9671のコメントについては、調査員が一つ一つ内容を確認する全数分析を行なった。テックルを全数分析したのは、今回が初めて。分析作業には4ヵ月を要した。

調査の結果、自分の意見や論理を提示するよりも、悪口や脅迫などで一貫した悪質なコメントが、全体の14.3%を占めた。

調査の対象になったコメントは、各ポータルが独自の運営原則によって削除したか、見ることができないように処理した後に残されたものであるため、実際の悪質なコメントの比重は、これよりも高いものと推定される。

悪質なコメントには、悪口と脅迫が65.3%で最も多かった。他人の書き込みを読めないように一人で同じ内容を何度も書き込む「コピイー・アンド・ペースト」が、36.5%で後に続いた。

一部のネットユーザーが、コメント欄を独占する現象も深刻だった。コメントを書き込んだ人のうち、何度も書き込みをしている上位5%が、全体コメントの30.5%を占めた。記事を読んだネットユーザーの平均2.5%だけがコメントを書き込むという点を考慮すると、全体ニュースのユーザーの0.12%が、コメントの3分の1を作り出していることになる。

悪質コメントに分類された書き込みは、上位5%が全体の44.2%を占めていることが分かり、偏重現象が著しかった。



nex@donga.com smhong@donga.com