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李大統領「着手可能な事業はただちに施行を」 貧困層対策も指示

李大統領「着手可能な事業はただちに施行を」 貧困層対策も指示

Posted December. 15, 2008 10:08,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、国会で政府予算案が通過したことを受けて、「来年まで待たず、今年12月に着手できる事業はただちに施行せよ」と指示した。

李大統領は同日、大統領府での緊急拡大経済対策会議に出席し、「国会で予算案が辛うじて通過した。政府省庁は予算が早期に執行され、国民が政策效果を一刻も早く体感できるようにテンポを早めて推進せよ」として、このように指示したと、李東官(イ・ドングァン)大統領府報道官が伝えた。

同日の会議は、李大統領が韓中日首脳会議に出席するために日本に滞在していた14日に現地指示で開かれたもので、韓昇洙(ハン・スンス)首相、鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領室長、姜萬洙(カン・マンス)企画財政部長官ら関連省庁の長官と大統領首席秘書官らが出席した。

李大統領は特に、至急な懸案として貧困層の問題を例に挙げ、「絶対貧困層に対しては、政府が責任を負うという姿勢で徹底的に臨んでほしい。彼らの衣食住と子どもの教育支援に非常対策を樹立せよ」と指示した。李大統領は、「私の任期中に、この一つだけは変えるという覚悟で働いてほしい」と加えた。

予算執行方式については、「通常のようにいくつかの分野に分けて形式的に執行するのではなく、選択と集中を通じて必要な分野に集中的に投資することで、シナジー效果を出すようにしなければならない」と強調した。

また、「予算を迅速かつ実效性をもって執行するためには、一線の公務員たちが官僚的思考から脱して、行政手続きを簡素化できるように、インセンティブの提供など制度面での後押しが推進される必要がある」と述べた。

李大統領はさらに、「インフラ事業が早期に執行されるように、予算執行の手続きを一時的に簡素化し、環境、観光、文化面での效果も総合的に連係させて推進しなければならない。国家の財政支出は、消耗的な支出ではなく生産的な支出になってこそ、危機から脱する時に跳躍の踏み台にすることができる」と述べた。

李報道官は、会議の結果について「各省庁が重点推進課題について報告し、その内容は16日に経済運用計画として発表する予定だが、まだ確定していない」と説明した。



mhpark@donga.com