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若年層の投票率?それともブラッドリー效果? 米大統領選最大の焦点に

若年層の投票率?それともブラッドリー效果? 米大統領選最大の焦点に

Posted November. 03, 2008 09:28,   

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米大統領選挙が4日、米国全域で実施される。

投票2日前の2日午前現在、支持率はバラク・オバマ民主党候補が3〜13ポイント差でジョン・マケイン共和党候補をリードしており、異変がない限り、「初の黒人大統領」の時代が開かれる可能性が高い。米国の歴史で、独立戦争、奴隷解放に劣らない新たな歴史のページが開かれることになる。

マケイン候補が、終盤の逆転に成功する場合、マケイン候補が、「マーベリック(党派に固執しない政治家)」と呼ばれるほど超党的な歩みを見せた所信の指導者という点で、米国の外交・国内政治は、従来のブッシュ政府時代とはまったく異なる時代に入るとみられる。

両候補陣営は1日と2日、スイング・ステート(民主・共和の支持率が僅差の接戦地域)を回り、最後の1票を訴えた。

オバマ候補は1、2日、コロラド、ミズーリ、ネバダ、オハイオを回り、「当選すれば、米国と世界に新しい変化をもたらす」と約束した。オバマ候補は3日には、フロリダ、ノースカロライナ、バージニアで最後の遊説を行ない、4日夜、シカゴで100万人が参加する大規模行事を行なう計画だ。

マケイン候補は2日、バージニア州で、「経済危機と安保の挑戦に対処する候補を選んでほしい」と訴えたのに続き、3日には、フロリダ、バージニア、ペンシルバニア、ニューメキシコ、ネバダの6州を回る強行軍を行なう。

しかし、ワシントンポストとABC放送の共同世論調査で、「必ずオバマ候補に投票する」という回答者が初めて50%を超えた。「必ず投票する」という回答が50%を超えたのは、過去の2度の大統領選で勝利したブッシュ候補も経験しなかった確固な優勢だ。浮動層は7%内に減った。専門家は、浮動層の大半が一方に傾く現象が発生する可能性も高くないと見ている。

選挙の当日の変数は、若年層のオバマ投票参加率と「ブラッドリー效果(白人有権者のダブルスタンダード投票行動)」だ。しかし、ブラッドリー效果は、世間の予測よりも大きくない見通しであり、早期投票では、オバマ陣営が期待したよりも若年層の投票参加が高くないことがわかった。

マケイン陣営は、保守層の結集を訴えているが、金融危機という大型台風の影響があまりにも大きいため、04年の大統領選の終盤の争点を支配した同性愛結婚、中絶などの社会道徳・価値論争は、争点として火がつかないまま、投票日を迎えつつある。



sechepa@donga.com triplets@donga.com