学生数の減少で、大学が募集難の中、今年の新入生募集定員に対し、７０％に満たなかった大学が２０校にのぼることが２９日、集計された。
全体募集定員３９万３８５人のうち、実際に大学に登録した数は３６万７９５５人にとどまり、２万２４３０人（５.７％）の定員割れした。
東亜（トンア）日報が、国会教育科学技術委の権泳臻（クォン・ヨンジン）ハンナラ党議員が収集した全国１９９校の４年制大学の０４〜０８学年度の新入生定員充足率を分析した結果、今年の定員充足率は平均９４.３％で、昨年（９５.８％）より１.５ポイント下がったことがわかった。
大学の定員充足率は、構造調整などによる募集定員の減少で０４年以降少しずつ改善されたが、今年の募集定員がまた増えたため、下がった。
大学の登録数は、０４年以後３６万人ラインを維持したが、募集定員は０４年に４１万１５６１人、０５年＝４０万２３１２人、０６年＝３８万７９９３人、０７年＝３８万４７３８人と減少した。
このため、未充足数が、０３年の４万８１３６人から昨年に１万６３６０人まで減ったが、今年は２万２４３０人と再び増加した。
大学別では、国公立大学（９６.６％）と首都圏の私立大学（９５.６％）は、定員充足率に大きな変化はなかったが、地方の私立大学（９２.２％）の多くの大学で、定員充足率が大きく下がった。
未充足率の高い大学は、ほとんどが地方大学だ。霊山（ヨンサン）禅学大学の定員充足率が１４％にとどまったのをはじめ、△コンドン大学＝１８.３％、△西南（ソナム）大学（南原）＝２１.６％、△加耶（カヤ）大学（慶北）＝３０％、△漢麗（ハンリョ）大学＝３１.４％となった。
foryou@donga.com
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