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盧政権で「最優秀」評価の公企業、半数が放漫経営・不正で摘発

盧政権で「最優秀」評価の公企業、半数が放漫経営・不正で摘発

Posted July. 26, 2008 03:30,   

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検察によると、韓国道路公社仁川(インチョン)支社の幹部を務めたペ某氏(46)は、国有地の賃貸や売却の請託の見返りに金品を受け取り、収賄の容疑で拘束された。また、4級公務員のク某氏(46)は、釜山(プサン)東部支庁で、工事発注の見返りに買春を含む海外旅行の接待を受け、同様の容疑で拘束された。

最近、監査院の監査や検察の捜査で、放漫経営と不正が相次いで摘発された公企業のうち多くが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の最後の革新実績評価で、最優秀または優秀等級を受けていたことが確認された。

このため、民営化ではなく公企業内部の革新によって效率化を推進した盧武鉉政府の公共機関政策に、根本的な欠陥や問題があったか、もしくは革新実績評価がいい加減に行われたのではないか、という指摘が出ている。

07年の公共機関革新実績評価によると、総点で最優秀等級である「6段階」を受けた公共機関は、あわせて10機関。

このうち、韓国道路公社、韓国電力公社、韓国地域暖房公社、韓国鉄道公社の4社は最近、監査院の監査で、退職金の払い過ぎなど放漫経営の事例が摘発された。信用保証基金も、検察の捜査で、幹部の一人が信用保証書を不正に発給して融資を斡旋して3億ウォンを受け取った容疑が明らかになり、拘束・起訴された。韓電と鉄道公社、韓国道路公社は、透明・倫理経営部門でも、最高等級を受けていた。

総点で優秀等級である「5段階」を受けた企業でも不正が見つかった。

勤労福祉公団のある職員は、3年間で15億ウォンを横領して株と賭博に使い、検察に拘束された。大韓鉱業振興公社は、職員が虚偽の施設検査の見返りに金品を受け取り、監査院監査で摘発された。

また、韓国観光公社は、アウトソーシング業者の選定や入札公告の過程で金品を受け取った職員と幹部2人が拘束された。これら3機関はいずれも、透明・倫理経営部門で最高等級を受けていた。

韓国経済研究院の趙成鳳(チョ・ソンボン)博士は、「革新評価の基準が、関連セミナーの開催回数などと形式的な面が多く、実際の成果評価はしっかりと行われなかった。公共機関に対する最も正確な評価は、民営化または企業公開を通じて、市場で評価を受けるようにすることだ」と話した。



havefun@donga.com jameshuh@donga.com