現政権の長・次官級の兵役公開対象者111人のうち、長官級5人と次官級9人など14人が兵役免除を受けており、このうち3人は息子まで代を引き継いで兵役免除を受けたことが確認された。
長・次官級の兵役履行率は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権初期の時の長・次官級の履行率である80%より7.4%ポイント高かったが、直系子息の兵役免除率は11.2%で盧武鉉政権の発足初期の9.5%に比べて1.7%ポイント高いことが分かった。
兵務庁は26日、現政権の長・次官級の公職者111人(女性3人を除く)と直系子息98人(徴兵検査対象者9人を除く)を含む4級以上の公職者と直系子息など1428人の兵役事項を官報とホームページ(www.mma.go.kr)に公開した。
兵務庁によれば、長・次官級111人のうち、兵役を終えた人は97人(現役80人、補充役17人)で兵役履行率が87.4%。
直系子息の場合、98人のうち兵役免除者は11人で、特に全光宇(チョン・グァンウ)金融委員会委員長と鄭鍾煥(チョン・ジョンファン)国土海洋部長官、尹汝杓(ユン・ヨピョ)食品医薬品安全庁長は本人と息子が共に兵役免除を受けていることが分かった。
1971年に体重が基準に達せず第2国民役に編入された全光宇委員長は、長男(23)が2003年に米国籍を取得しながら国籍を喪失し、兵籍から除かれた。1974年に長期待機中に召集が免除された鄭鍾煥長官の長男(37)は胃の切除手術を受け1990年に免除を受けた。
また、1983年に生計困難を理由に召集が免除された尹汝杓食品医薬品安全庁場の次男(20)は2006年に非公開対象の疾病を理由に第2国民役に編入され、兵役免除の判定を受けた、と兵務庁は説明した。
公開対象者の個人別の兵役事項は、兵務庁のホームページ(www.mma.go.kr)「公職者の兵役事項公開」で確認することができる。
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