いわゆる「BBK株価操作」事件の核心人物である金ギョンジュン(42=拘束起訴)被告の意図的入国疑惑を捜査しているソウル中央地検特殊1部(崔在卿部長)は27日、約1000ページに上る米ロサンゼルス連邦刑務所の接見記録を、米国側から受け取って分析していると発表した。
検察が確保した資料は、金被告が04年5月、ロサンゼルス・ビバリーヒルズの自宅で、米連邦捜査局(FBI)に逮捕され、ロサンゼルス連邦刑務所に入れられてから、昨年11月、国内に送還される直前までのすべての接見記録だ。
ソウル中央地検の金洪一(キム・ホンイル)3次長は同日、「記録は3年6ヵ月分に上る上、手書きで作成されており、分析に相当時間がかかるものと見られる」と話す。
氏はさらに、「金氏の裏契約書の偽造経緯や共犯の有無、意図的入国疑惑などと関連した捜査に(接見記録を)参考資料として活用する計画だ」と説明した。
接見記録には約3年6ヵ月間、金被告と面会した人物のリストなどが書かれている。しかし、金被告が面会者と交わした会話の内容までは含まれていないという。
検察は接見記録に書かれた面会者のリストを絞った後、金被告が昨年10月、人身保護請願の控訴審をいきなり取り下げたときと、同年11月、国内への送還直前に集中的に会ったのはだれかを確認している。
接見記録についての分析が終わり次第、検察はソウル拘置所に収監中の金被告を呼び出し、取調べを行う方針だ。金被告が出頭に応じなければ、金被告への逮捕状を取り、強制捜査に踏み切る案も積極的に検討している。
鄭鎬瑛(チョン・ホヨン)特別検察官チームから捜査記録を受け取った検察は、近いうちに金被告について追加起訴するかどうかを決めることにした。
検察はまた、金被告の姉であるエリカ・キム氏や妻の李ボラ氏などに対する犯罪者引渡し請求の手続きに取り掛かった。
一方、ハンナラ党は、金被告入国の裏事情を調査するため米国に真相調査団を派遣するとした計画を取りやめた。
ハンナラ党の朴啓東(パク・ゲドン)工作政治阻止のための汎国民闘争委員長は同日、「米国から接見記録などがすでに届いているうえ、真相調査そのものが韓米間の司法摩擦を招く可能性もあるので、真相調査団が行く必要はないと判断した」と話す。
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