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大入修能の等級制、百分位・点数も同時公開へ 引継ぎ委が対策

大入修能の等級制、百分位・点数も同時公開へ 引継ぎ委が対策

Posted January. 22, 2008 07:17,   

大学修学能力試験(修能)の等級制が09学年度修能からは、領域別等級以外に、百分位と標準点数、原点数など詳細情報を公開する方式に補完されて施行される。

大統領職引継ぎ委員会は、現行の修能等級制に対し、大学側が問題点を引き続き提起し、等級制を補完するかどうかが早期に決まらないでいるため入試準備に混乱を招いているという指摘から、等級制補完対策を22日、確定発表することにした。

引継ぎ委の関係者は21日、「修能等級制をめぐる不要な議論が続いている。修能等級制を補完し、今年の高3受験生が対象になる09学年度入試からすぐに適用することにした」と明らかにした。

引継ぎ委が発表する修能等級制補完対策の骨子は、現在9等級になっている領域別等級表示以外に、百分位と標準点数などを一緒に公開するというもの。現在は、修能成績表に等級だけを記して詳細情報を開示していないため、入試指導に困難をきたし、大学側は受験生を弁別するのに限界があるという指摘を受けてきた。

等級以外に百分位と標準点数を提供する方式は、07学年度まで実施して来た方式であるため、受験生の混乱を最低限に抑えられると期待されている。

引継ぎ委は当初、2月初めに修能等級制改善案を盛り込んだ大学入試自律化ロードマップを確定・発表する予定だったが、受験生や父兄らの間で混乱が増幅しつつあることから、発表を繰り上げることにしたという。

また、引継ぎ委は近いうちに、修能等級制改善案とともに「学生簿および修能反映自律化→修能科目縮小→完全自律化」の手順で進められる、李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者の大学入試3段階自律化推進ロードマップも発表する予定だ。



mhpark@donga.com