
プロバスケットボール・東部(トンブ)のチョン・チャンジン監督は6日、敵地・仁川(インチョン)で行われる電子ランドとの試合に先立ち、「今日はうまくいきそうだ」と言い、勝利を疑わなかった。
新年に入ってKTFを迎え、拙戦のすえ2連敗を喫した東部は前日、最下位のオリオンスを大破して勢いを取り戻した状態。チョン監督は、「うちの選手たちは今日の試合の重要性をよくわかっているから、みずから集中力を発揮する」とコメントした。監督の予想どおり、東部は第1クォーターから攻守でバランスを保ちながら、大差のリードを守り抜き、電子ランドを89−78で制した。東部は23勝8敗を記録し、2位のKT&Gとのゲーム差2.5を維持した。
東部の新人、李クァンジェ(15得点)は第1クォーターだけで11得点と爆発、先制攻撃の先頭に立った。東部は金ジュソンが守備に偏り3得点にとどまったものの、レージ・オコサ(22得点)、カルロス・ディクソン(23得点)、カン・デヒョプ(16得点)らがバランスの取れた攻撃力を披露した。
1位の東部は8日、2位のKT&Gと激突するが、先頭グループの順位変更の重要な一戦となる見通しだ。
ホーム6連勝をマークしていた電子ランドは、15勝16敗で7位に転落した。
安養(アンヤン)ではホームチームのKT&Gが11度のインターセプトに成功するなど、徹底した守備で77−60の勝利を得た。これでKT&Gはモビスを相手にシーズン4戦全勝をあげ、「天敵」の面目を躍らせた。
勝負は一瞬にして分かれた。15−12とリードしたまま第2クォーターを迎えたKT&Gは、第2クォーター中盤の約6分間、モビスにフリースローを1度しか許さず、連続得点に成功して15点差以上のリードを広げ、勝機をつかんだ。右往左往したモビスの第2クォーターのシュート成功率はわずか23%。
KT&Gの助っ人コンビ、カーミンス(27得点)とマークィン・チェンドラーは、2人でチームの全得点の3分の2に近い48点を記録した。ハム・ジフンはチーム最多の23得点をあげたが、モビスは15回のミスで自滅した。
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