李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者は25日、大統領職引継委員会委員長に李慶淑(イ・ギョンスク)淑明(スクミョン)女子大学総長を、副委員長に選挙対策委員会一流国家委員長を務めた金炯旿(キム・ヒョンオ)議員を内定した。李当選者は彼らと相談し、現政府の業務を引継ぐ一般分科委員会の幹事と委員を確定する考えだ。引継委は、新政府5年の成否に影響を及ぼす国政設計グループの性格を帯びるため、最適の人選が期待される。
李慶淑委員長の起用は、無難で新鮮に感じられる。李委員長は、淑明女子大学総長を4度も務め、変化と革新を実行する能力、企業最高経営者(CEO)に劣らない推進力などから、引継委の活動においても期待を抱かせる。合理的な政治家と評価される当選4回の金副委員長の起用も、安定感を感じさせる。
この2人の荷は重い。10年ぶりの政権交代であり、政権引継の作業にも格別の注意が必要だ。引継委員たちが官僚に振り回されてもいけないが、「占領軍」のような態度と行動で公職社会の安定を害してもいけない。李委員長は必要に応じて、引継委員たちの一挙手一投足を監視する厳しい母親の役割も果たさなければならない。
政策の一貫性を維持し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の功罪が加減なく露になり、新政府の国政運用に反面教師になるようにすることも重要だ。また、大統領選挙の論功行賞による陣営の人々の人事ロビーや公務員たちのコネづくりも遮断しなければならない。
李当選者は、「小さく効率的な政府」を約束したのだから、引継委員会は何よりも政府組職の改編に知恵を集中しなければならない。来年2月25日の新大統領の就任までに、政府組織法改正まで終えなければならないため、時間は長くない。公務員の反発はもとより、院内第1党である大統合民主新党が強く反対するのは明らかだ。最悪の場合、改編作業の遅れから、現政府の組職によって長・次官を任命し、新大統領就任後に新政府組職によって再び組閣を断行することになるかもしれない。そのような混乱だけは阻止しなければならない。
李明博政府が、先進化と国民成功時代に向けて巡航するかどうかは、今や引継委員会が第一ボタンをうまくかけるかどうかにかかっている。






