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泰安ボランティア、週末に10万人超える見通し

泰安ボランティア、週末に10万人超える見通し

Posted December. 15, 2007 03:36,   

史上最悪の海洋汚染事故に見舞われた忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)地域を訪ねるボランティアが週末に10万人を超えるものとみられる。

海洋汚染防除対策本部は14日、全国から集まってきたボランティア2万2000人余りが同日、泰安郡の海岸地域の油の除去作業に参加したと明らかにした。

防除対策本部の関係者は、「週末を迎え、ボランティアたちがさらに泰安を訪ねてきており、週末にはボランティアの延べ人員が10万人を超えるものとみられる」と話した。

一方、同日、油の帯は保寧市(ポリョンシ)の外長古島(ウェジャンゴド)と狐島(ホド)、挿矢島(サプシド)を越え、事故海域から南に70km程度離れた小青島(ソチョンド)付近まで広がった。

また、安眠島(アンミョンド)の白砂浜海水浴場からコッチ海水浴場に至る浜辺10km余りには油が固まって生じたタールの固まりが押し寄せた。直径2〜3cmのジェルタイプのタールの固まりは原油の中から軽質油が飛んだ後、残った重い油の成分と残物がもつれたものだ。

釜慶(プギョン)大学海洋工学科の柳青魯(リュ・チョンノ)教授は、「タールの固まりはすでにかなり固まっており、魚介類に直接触れない限り2次被害は大きくない」と話した。



mhjee@donga.com