元釜山(プサン)地方国税局長の鄭祥坤(チョン・サンゴン)被告(53=拘束起訴)が最近、検察の調査で、建設業者の金サンジン被告(42=拘束起訴)から受け取った賄賂1億ウォンのうち6000万ウォンを全君杓(チョン・グンピョ)国税庁長に渡したと供述したことが23日、わかった。
鄭被告の賄賂の使途を捜査中の釜山地検特別捜査チームは、鄭被告の供述を裏づける証拠確保に乗り出したという。
検察関係者は、「鄭被告がカネを渡したと言ったが、時期や場所などに関する供述が一貫せず、苦心している」としながらも、「厳正に真偽を確認し、捜査するほかないのではないか」と述べた。
鄭東敏(チョン・ドンミン)釜山地検第2次長も、「賄賂の使途の捜査を進めている。関連の供述について、公式に確認が難しい」との見解を示したが、全国税庁長の金品授受疑惑を否定しなかった。
検察は、金サンジン被告が、元大統領儀典秘書官の鄭允在(チョン・ユンジェ)容疑者に対して行った税務調査もみ消しロビーに、全国税庁長がかかわった可能性に注目している。
これに先立ち、先月12日、捜査チームの検事は、鄭被告に関連する証拠資料の提出を受けるために、ソウル鍾路区清進洞(チョンロク・チョンジンドン)の国税庁を訪れた時、全国税庁長から「1億ウォンの使途を調査するな」という趣旨の言葉を聞いたという口頭の報告を釜山地検長にしている。
これに対して、全国税庁長は同日、国税庁政策広報担当官名義の報道説明資料を通じて、「人事上、何の恩恵も受けた事実のない人(鄭被告)から巨額の金を受け取る理由もなく、そのような事実もまったくない」と述べ、関連疑惑を強く否定した。
また、「(鄭被告に賄賂を渡した)建設業者の金サンジン被告とは面識もなく、個別の税務調査についても報告を受けたこともない」と付け加えた。






