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盧大統領の絶大な信頼、卞良均氏で絶対的経済実力者に浮上

盧大統領の絶大な信頼、卞良均氏で絶対的経済実力者に浮上

Posted September. 17, 2007 03:12,   

申貞娥(シン・ジョンア)氏との「不適切な関係」により失脚した卞良均(ビョン・ヤンギュン)前大統領政策室長が振りかざした権力をめぐり、さまざまなうわさが出回っている。

とりわけ、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の絶大な信頼の下、現政府でうなぎのぼりの勢いを見せた氏は、大統領府に移った後はもとより、企画予算処(予算処)高官時代から、申氏に協力し、この過程で、予算配分の歪曲があったという疑惑も少なくない。

卞前室長は、盧武鉉政権の「核心的な経済実力者」として知られている。

現政府で新設された大統領政策室長(長官級)は、その下に経済政策首席や社会政策首席、革新管理首席秘書官、経済補佐官などを置き、経済や社会分野を総括する強いポストだ。とりわけ卞前室長は、政策室長に起用される前、国家予算を総括する企画予算処長官を歴任したため、さらに「パワー」は強かったという分析が多い。

氏は現政権で、一際目立つ出世コースを突っ走った。金大中(キム・デジュン)政府末期、予算処の企画管理室長の座にいた氏は、盧武鉉政府発足直後の03年3月、次官に昇進し、05年1月には、まもなく長官にのぼり、昨年7月、政策室長に移った。

経済省庁のある高官は、「卞前室長のように、内部の要職をあまねく網羅した後に任命された長官は、組織や人をくまなく知っているので、外部から来た長官と比べて、省庁内での『重みや格』が同じであるわけがない」と語る。

実際、「政府経済チームのトップ」と呼ばれる経済副首相も、予算処長官のサポートなしには何もできないし、とりわけ、卞前室長が予算処長官に就いた時代には、このような傾向がさらに強かったという声も高い。予算処長官時代、政府省庁の絵画を取り替える過程で、「偽博士」の申氏に恩恵を与えたという疑惑が持ち上がるのも、彼の「特殊な位置」が影響を及ぼしたものとみられる。

現政府で、予算処のプレゼンスが大幅に高まったことにも、卞前室長の影響が大きかった。国の長期戦略報告書である「ビジョン2030」が、経済政策を総括する財政経済部ではなく、予算処でまとめられたことや、ここ数年、予算処の組織や人員が大幅に拡大されたこと、予算処出身の公務員たちがさまざまな人事の際に頭角を現したことも、これと無縁ではないという分析が少なくない。

氏は政策室長に異動後、他の経済関連省庁や公企業の人事にも相当な影響力を行使したという。ここ数年、各種人事の際、予算処出身の官僚と共に、同氏の同門である釜山(ブサン)高校や高麗(コリョ)大学出身の人物が大勢起用されたことが目を引く。官庁街では、「卞前室長は、影響力の大きいポストにあり、盧大統領からの信頼も厚かったので、人事の過程で、少なからぬ役割を果たしただろう」という話まで出ている。

氏は、政策室長や予算処長官時代、現政権の経済路線に異議を唱えるような発言には、何のはばかりもなく批判し、議論を呼んだこともある。7月末には、趙錫來(チョ・ソクレ)全国経済人連合会会長が、「次期大統領は経済大統領になるべきだ」と語るや、直ちに、「時代錯誤的な政治的主張だ」と切り返した。



cha@donga.com