「申貞娥(シン・ジョンア)氏の虚偽学歴波紋」で外圧を加えた当事者と見られている卞良均(ビョン・ヤンギュン)大統領政策室長が、これまでの説明とは違って、申氏と近い間柄であり、申氏の「ニセ博士」疑惑を提起した張潤(チャン・ユン)僧侶と接触して、申氏問題について話し合った事実が検察捜査で明るみになったことを大統領府が10日、明らかにした。
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を終えて、10日午前に帰国した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、9日に辞意を表明した卞室長の辞表を受理した。
申氏の「虚偽学歴波紋」を捜査中のソウル西部地検は、卞室長を近く召喚して調査する計画だという。
盧大統領が3日に申氏事件を取り上げ、「まるで小説のような感じを受ける」と擁護した点で、「側近庇護」に汲々としているという批判とともに、責任論が起こるものとみえる。
さらに、386世代の側近・鄭允在(チョン・ユンジェ)元大統領儀典秘書官の税務調査もみ消し関連疑惑も拡散するなど、レームダック(任期末権力衰退現象)が加速化するものとみえる。
全海𨩱(チョン・ヘチョル)大統領民政首席秘書官は10日、緊急会見を開き、「申氏に対する検察の家宅捜索の過程で、卞室長が申氏と近しい間柄だという事実が明るみになった」としつつ、「鄭城鎮(チョン・ソンジン)法務部長官が9日、このような内容とともに、卞室長が検察の捜査対象になる可能性があるという事実を文在寅(ムン・ジェイン)大統領秘書室長に知らせた」と伝えた。
全秘書官は、「大統領秘書室が卞室長を調査した結果、これまで説明していた内容のうち、いくつかが事実と異なることを確認した」として、△申氏がイェール大学の後輩だと思い、数年前から頻繁に連絡を取り合い、△7月8日に張潤僧侶に会った時も申氏問題に言及し、△7月1日から5日、盧大統領のグアテマラ歴訪の随行中にも、友人を通じて張潤僧侶と間接的に連絡を取った事実を卞室長から確認したことを明らかにした。
全秘書官は、「卞室長が、秘書室の独自調査の過程で辞意を表明した」と述べた。
先月24日、申氏波紋関連疑惑が提起されて以来、卞室長はこれまで大統領府報道官を通じて、「申氏と個人的な親交はなく、申氏の『ニセ学位』問題に介入した事実もない。仏教界の政策請願などの問題で張潤僧侶と会った事実はあるが、申氏問題を話し合ったことはない」と述べ、関連疑惑を全面否定してきた。
盧大統領は10日午前に報告を受け、「原則的に徹底した調査を行わなければならない。身分を維持する場合、調査に困難を来たす恐れがあるため、辞表を受理せよ」と指示したと、全秘書官が伝えた。盧大統領は、卞室長がこれまで事実を話さなかったことに対して、激怒したという。
全秘書官は、盧大統領の過去の発言と関連して説明する意思を問う質問に、「念頭に置き、報告する」と述べた。
jin0619@donga.com






