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[オピニオン]第2の金融ビッグバン

Posted June. 22, 2007 03:23,   

尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)金融監督委員長が一昨日「韓国の金融産業にビッグバンが求められる」と語った。通貨危機当時、3万人余りの金融機関の職員が職場を失った「金融ビッグバン」を経験した私たちとしては驚くような話だ。最近、再び金融ビッグバン論が出るのは、資本市場統合法(資統法)案が国会の財政経済委を通過したからだ。さらに韓米自由貿易協定(FTA)の妥結、生命保険会社の上場案の通過なども加わった。

◆金融先進国と言えば、英国、米国、シンガポール、香港、豪州などが挙げられる。いずれも英米系の金融システムと法律体系を持っている。英米系システムは「禁止されたこと以外はすべて認める」包括主義だ。一方、ドイツ、フランスなどの大陸法は「できることを並べる」列挙主義だ。例えば、有価証券に対する定義において米国は「こういう属性を持っていることを証券と言う」となっている。したがってその属性に合う新しい形態の証券をいつでも作ることができる。韓国は「国債、社債、株券…を証券と言う」となっていて、新しい商品を作ることができない。

◆そのため、先物、オプション、スワップなど新しい金融取り引きは、常に英米系の国から始まった。資統法は大陸法体系である現在の資本市場関連法を英米系に変えようというものだ。予定通り2009年に同法が施行されれば、韓国も資本市場制度だけはかなり先進化される。資統法はまた証券会社、先物会社、資産運用会社、信託、総合金融など金融会社別にそれぞれ存在していた六つの法律を一つに統合することで体系的な管理ができるようにする。

◆金融産業は最も確実な未来の成長エンジンだ。しかし、スイスの国家経営開発院(IMD)の評価で韓国の金融部門の国家競争力は38位にすぎない。競争力をつけるためには何より証券各社が米国のゴールドマン・サックスのような大型の投資銀行(IB)に変身しなければならない。しかし、国内54の証券会社の総資産をすべて合わせてもゴールドマン・サックスの10分の1しかない。豪州の場合は韓国の資統法と似ている金融サービス改革法が2001年に制定されてから、4年後に資本市場の規模が2倍に増えた。韓国の資本市場もそこまで育てることができようか。

許承虎(ホ・スンホ)論説委員 tigera@donga.com