北朝鮮の羅津(ナジン)とロシアのハサン間の鉄道共同開発事業が可視化しつつある中、北朝鮮が最近、ロシアと羅津港に外国の船舶が出入りできるよう開放することで合意したという。
また、シベリア横断鉄道(TSR)と韓半島縦断鉄道(TKR)の連携事業が、ロシアのプーチン大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記の合意によって推進される予定だという。
4月末、エリツィン前大統領の葬儀のため特使としてロシアを訪れた韓明淑(ハン・ミョンスク)前首相は、ロシアのウラジーミル・ヤクーニン鉄道公社社長との深夜会談を通じて、このような事実を確認したとして具体的な会談の内容を4日、東亜(トンア)日報に明らかにした。
韓前首相によると、ヤクーニン社長はこの席で、「ロシアが北朝鮮と最近、『羅津港に外国船舶が外国の国旗をつけて出入りできるようにする』ことで合意した。羅津に合併会社を設立するために数ヵ国から投資を誘致する考えであり、ドイツ、イタリア、フィンランドの鉄道会社や物流会社が関心を示している」と述べた。
またヤクーニン社長は、「最近、ロシアのメルシヤノフ鉄道公社副社長が訪朝し、羅津のコンテナターミナルの拡充のための調査を行い、羅津〜ハサン鉄道の現代化の試験事業の推進および朝露の合併会社の設立に関する基本合意(MOU)を締結した」と韓前首相に明らかにした。
ヤクーニン社長はさらに、「ロシアと北朝鮮間の合意に刺激を受けた中国が最近、北朝鮮のインフラ改善事業に25億ドルを投資するという提案をしたそうだ」と述べたという。
韓前首相によると、当時ロシアは、△TKR—TSR連結事業は、朝露両国の首脳間の合意によって推進されており、△韓国政府の方針が確実に表明されれば3か国間の鉄道事業が、羅津〜ハサンの試験事業に終わらず、△同事業は、南北関係の増進および統一に貢献し、鉄道事業は政治および歴史的に重要な事業になるとの見解を明らかにした。
羅津港は、年間400万TEU(1TEUは、長さ20フィートのコンテナ1個)の物流量を処理できる港で、北東アジアで5本の指に数えられる重要な港だ。
北朝鮮の羅津港開放について政府関係者は、「現在、羅津〜釜山(プサン)港区間は、許可を受けた船舶に対して部分的に開放されている」とし、「具体的な内容を見なければならないが、ロシアと北朝鮮の合意は、中国が50年間、運営および使用権を確保した3埠頭と4埠頭(建設予定)を、中国だけでなくロシアなどの外国船舶にも開放するという意思を表明したものと解釈できる」と伝えた。
いっぽう、姜武賢(カン・ムヒョン)海洋水産部長官は先月末のマスコミとのインタビューで、「中国東北3省の物流量の韓国への輸送で羅津港を利用すれば、中国の大連港を経由するよりも1000キロ以上短縮される」と述べた。
sys1201@donga.com weappon@donga.com






