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武装団体と交渉再開し早期開放に期待感 ナイジェリア大宇役職員拉致

武装団体と交渉再開し早期開放に期待感 ナイジェリア大宇役職員拉致

Posted May. 05, 2007 08:08,   

ナイジェリアの武将団体に拉致されている大宇(テウ)建設役職員たちの、解放に向けた交渉が順調に進んでいる模様だ。初交渉は拉致から10時間経った3日の正午12時(以下現地時間)から午後9時まで進められ、4日午前2回目の交渉が再開された。これを受け、拉致被害者の早期解放の可能性が慎重に観測されている。

▲交渉再開…拉致被害者は安全〓1回目の交渉は、武装団体がナイジェリア・リバース州政府に連絡して実現した。リバース州は拉致事件が発生したアパム地域が属しているところだ。今回の交渉は3日午前11時、拉致されたハ・イクファン部長が大宇建設側に携帯電話で「私たちは無事だ」と連絡してきてから、急激に進展した。

大宇建設はハ部長との通話を契機に、武装団体が交渉のテーブルに着く準備ができたと判断して、直ちに州政府に関連事実を知らせた。州政府は武装団体の所在を把握して交渉を提案した。大宇建設は直接交渉に乗り出しているわけではないが、州政府を通じて拉致被害者の安全と交渉の進行状況の報告を受けている。

大宇建設は、「州政府の代表団と武装団体が9時間にわたるマラソン交渉を行ったが、合意点を見いだせず、現地時間で4日午前に交渉を再開した」と述べ、「拉致された勤労者らは皆無事であることが確認され、交渉の雰囲気も良いと聞いている」と明らかにした。

人質交渉の特性により、武装団体の性格と要求条件が明確には公開されていない。ただし、武装団体は「身代金」よりは政治的要求を突きつけているらしく、ナイジェリアの最大軍閥である「ニジェールデルタ解放運動(MEND)」は自分たちは今回の事件と無関係だと主張していることから、この地域に影響力のある政治指導者の一人と関連のある組織と推定されている。

大宇建設の工事現場のあるナイジェリア南部の住民たちは、中央政府のこの地域に対する資源開発計画に反対しつつ、分離独立を主張している。

▲早期解放は可能か〓大宇建設側は昨年6月と今年1月、ナイジェリアの現場労働者が拉致された時にも、それぞれ2日、3日で解放されていることから、今回も早いうちに拉致被害者らが解放されるものと期待している。特に、3回の拉致事件に共通点が多い上、交渉も順調に進んでいるため、早期解放の可能性に期待を寄せている。

実際に、今年1月の事件と今回の拉致には共通点が少なくない。1月にも拉致被害者のうち1人が大宇建設に電話して、「韓国人は皆安全だ」と知らせた後、本格的な交渉が始まった。また、大宇建設が現地に構築しておいた民間ネットワークを通じて拉致を犯した武装団体の行方を事件当日確認し、州政府が積極的に乗り出している点も同じだ。

しかし、今回は、武装団体が身代金の代わりに政治的要求を強く突きつけている点で、交渉が長引く可能性もある。大宇建設側は、「まだ状況が楽観的であり、拉致された役職員の早期解放に向けて最善を尽くしている」と伝えた。

一方、建設交通部は今月中旬、ナイジェリアに建交官を派遣して、韓国の勤労者の安全問題を直接乗り出すことにする。初代の建交官には、建設先進化本部の李ソンヘ研究開発総括チーム長(書記官)が決定された。