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「ユピース韓国キャンパス」韓国人の国際機関への進出も有利に

「ユピース韓国キャンパス」韓国人の国際機関への進出も有利に

Posted April. 10, 2007 07:36,   

来年3月から延世(ヨンセ)大学と韓国外国語大学で、国連が選定した教員の国際機関への進出と国際機関の業務遂行のための修士・博士過程の講義を直接受講し、学位を取得することができるようになる。これによって国際機関への韓国人の進出が有利になるものとみられる。

「国連平和大学(UPEACE=ユピース)・アジア太平洋キャンパス設立推進委員会」の呂鉉鄹(ヨ・ヒョンドク、ソウル科学総合大学教授)常任委員長は9日、「ソウル麻浦区(マポグ)に12日にユピース・ソウル事務所を開設し、延世大学、韓国外国語大学に『協力キャンパス』を設置するための協約を締結する予定」と明らかにした。

呂委員長はまた、「開設されるソウル事務所でアジア太平洋キャンパスの建立事業のための敷地選定、財団設立などの業務を遂行する」と話した。

ユピースは2003年、アジア太平洋地域にキャンパスを設立するために、日本とフィリピンなどを検討したが、学生が日本や中国、どこからでもアクセスしやすい韓国の地政学的な位置と、韓国の各地方自治体が積極的に取り組んだ誘致活動のため、韓国に決定した。

ユピースの本校と協力大学を運営する事務所は、米国ニューヨークとスイスのジュネーブにあり、今回、3ヵ所目としてソウルに設立される。来年3月、アジア圏では初めてアジア太平洋キャンパスが韓国で着工され、2009年から修士・博士課程200人余りの新入生を選抜する予定だ。

全科目の講義は英語で進められ、協力大学の講義は国内大学で1年、海外キャンパス及び国際機関で1年間教育が進められる。教員スタッフは国内大学教授と国連教育機関(UNITAR)から派遣された教授、及び国連の実務者からなる。

ユピースが韓国に協力キャンパスとアジア太平洋キャンパスを設置することによって、韓国人の国際機関への進出が有利になるものと予想される。

ユピースの修士・博士過程を卒業すれば、国連など国際機関の採用試験の第1次試験(書類選考)で大きな欠格事由がない限りパスし、事実上免除を受けることができる。

国連は、採用試験で国家別の分担金納付実績などの基準で書類パス人員枠に制限を設けているが、ユピースによって制限された人数以上に韓国人が進出することができるようになる。

すでにユピースの卒業生は国際司法裁判所、欧州FTA、フリーダムハウス、国連教育科学文化機関(ユネスコ)など世界各地の国際機関に進出しており、韓国は在学生1人、卒業生2人を輩出している。



dnsp@donga.com