大企業に勤める李某課長代理(34)は昨年初めから、「金投資」で結構もうかっているという。新韓(シンハン)銀行の金商品である「ゴールドリシュ」に毎月、30万ウォン程度を自由積立式で投資している。
李氏は毎日、金相場をチェックし、受益率を計算するのがなかなか楽しいという。今月初めには、国際通貨基金(IMF)が400トン規模の金塊売却を検討するというニュースを聞き、これが国際金相場にどのような影響を及ぼすか関連分析記事をさがしてみたりもした。
李代理は、「1年くらい投資し約12%の収益が出た。金投資を始めてから、国際経済に関心を持ち始めたが、世の中をみる視野も広くなったようだ」と話した。
李氏は毎月1、2回、金投資同好会員たちと会い、投資情報を交換する。大半が30歳前後の若いサラリーマンだ。
●「金投資かなりいい」噂広がり、金取引量が2ヵ月で倍増
財テクに早くから目覚めた若いサラリーマンの間で金投資の風が吹いている。
都市銀行のうちで唯一金商品を販売している新韓銀行は、金取引量が、昨年11月380Kgから、今年1月はほぼ2倍の748kgに急増したと発表した。
最近、金相場が上昇していることも一因だが、「金投資は受益率がいい」といううわさを聞いて、新たに金商品口座を作る「個人投資家」が増加したからだ。
金商品口座数も昨年6月末、5670件から、今年1月末には9360件に増加した。
金投資情報サイトの「ゴ−ルドインフォ」には、1日平均5000人あまりの会員が訪問する。同サイトの運営者は、「昨年から訪問者が急増し、サーバーが頻繁にダウンし、会員加入を制限している」と述べた。
新韓銀行商品開発チームのユ・ユジョン課長は、「金は伝統的に50代以上の資産家たちが関心をみせたが、最近は、積立式方式で金投資をする若者が大いに増えている」と述べた。
●不動産、預金、株式に続き、「第4の資産」に浮上
若者たちが金投資に関心をみせ始めたのは、「非実物取引」という便利な金商品の発売が契機だった。
実物取引は、ロンドン金市場協会(LBMA)が認めるゴ−ルドバーを100g、500g、1kg単位で投資者たちが直接購入することを指す。最小単位である100gのゴ−ルドバーの相場は7日現在、196万8937ウォンだ。
実物を購入する時は、これに5%の取引手数料と10%の付加価値税が付く。
一方、非実物取引は、口座にお金を入れれば、銀行が代わりに金を買入れ、下ろす時は金相場の上昇率により利益を還元してくれる方式だ。売買する時、手数料(売買基準価の1.2%)が付くが、投資収益には税金が付かないので、実物投資よりはるかに有利だといわれる。
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