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ヒル次官補「6者協議、近く中国が日程発表」

ヒル次官補「6者協議、近く中国が日程発表」

Posted January. 23, 2007 07:05,   

6者協議の再開日程が近いうちに決まりそうだ。

米国と南北の首席代表は21日から23日にかけて、それぞれ中国の北京で6者協議の議長国である中国の武大偉外務次官と会談し、6者協議の再開日程や議題について調整した。

21日に北京入りして武次官と会談した米国のヒル国務次官補(東アジア太平洋担当)は22日午前、帰国に先立ち「できるだけ早期に6者協議を再開することで合意した」とし、「中国が近く会談の再開日程を発表するだろう」と話した。

ヒル次官補は「バンコ・デルタ・アジア(BDA)銀行問題を巡る米朝間の金融会談の開催は、次回6者協議を前後に開催する方向で現在調整している」とし、「開催地はまだ決まっていないが、ドイツのベルリンも候補地の一つ」と加えた。

同日午後に北京入りした韓国外交通商部の千英宇(チョン・ヨンウ)韓半島平和交渉本部長は、「必要なら北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と会うこともありうる」と話した。モスクワでロシア側首席代表であるアレクサンドル・ロシュコフ外交次官と会って意見を交換した金外務次官は、同日午後0時頃に北京入りして武次官と会談し、6者協議の再開日程について協議した。

ロイター通信は、ヒル次官補と金外務次官がベルリンで会った直後の17日、「米財務省が、マカオ当局が凍結した北朝鮮資金2400万ドルの一部を制限的に解除する案を検討している」と報じている。

米国は金融制裁の部分解除に踏み切る場合にも、国連安保理による北朝鮮制裁や北朝鮮の不法金融取り引きと武器取り引きに対する取り締まりには影響を及ぼさない範囲内で行うという原則を確認したとされている。



orionha@donga.com srkim@donga.com