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このゴールには愛が…このゴールには希望が

このゴールには愛が…このゴールには希望が

Posted December. 26, 2006 07:25,   


白血病の治療を受けているハン・ウネ氏(18・写真)の顔はいまだ蒼白だった。クリスマスを迎えて祝福の歌が響き渡った25日午後、水原(スウォン)ワールドカップ・スタジアム。

「洪明甫(ホン・ミョンボ)奨学財団」が主催した「06プーマ慈善サッカー試合」の観戦に来たハン氏は、自分の命を助けてくれた洪明甫国家代表コーチが直筆のサインをしてくれたサッカー・ボールを、試合が終わるまで放さなかった。

ハン氏は同日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)にある一山(イルサン)国立がんセンターで治療を受けている白血病・小児ガン患者30人あまりと低所得層家庭の子供10人あまりと共にスタジアムを訪れた。

「抗がん治療のために薬代が多くかかったが、お金を出してくださいました。大変な苦痛だったが、今はがんばれます」。白い顔の少女は笑顔を取り戻して、自分が受けたありがたさを語った。

3歳のとき「急性リンパ性白血病」という診断を受けたハン氏は、一時、完治の判定を受けたが、15歳のとき再発した。彼女は高校への進学をあきらめなければならなかった。体の不自由な父親と日雇い職の母親の収入だけでは、巨額の治療費を払うことができなかったからだ。再発患者なので、社会福祉基金の恩恵の優先順位からも遠ざかった。

このような状況のなか、洪明甫奨学財団が救援の手を差し伸べてくれた。今年で4回目の慈善サッカー大会を開いた洪明甫奨学財団は、「社会福祉共同募金会」と手を組んで、白血病や小児ガン患者たちに治療費を手渡してきた。ハン氏は04年10月治療を受けて以来健康を取り戻した。ハン氏は高卒検定試験に受かって、今年、大学修学能力試験(日本のセンター試験)も受けた。

ハン氏は、「大学で社会福祉学を専攻し、私が援助をもらったように、誰かの力になってあげたい」と語った。

25日、7000人あまりが観戦した同日の試合には、全南(チョンナム)ドラゴンズの黄善洪(ファン・ソンホン)コーチや朴主永(パク・ジュヨン、FCソウル)が活躍した「愛のチーム」が、ヨム・ギフン(全北現代)、白智勲(ぺク・ジフン、水原三星)らが出場した「希望のチーム」に6−5で勝った。洪明甫奨学財団は今年、2億ウォンを寄付する予定だ。



bluesky@donga.com