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「民主党を中心に政界再編をすべき」 韓和甲代表にインタビュー

「民主党を中心に政界再編をすべき」 韓和甲代表にインタビュー

Posted December. 22, 2006 03:28,   

民主党の韓和甲(ハン・ファガプ)代表は20日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で、東亜(トンア)日報のインタビューに応じ、「50年の歴史の民主党を中心に政界再編をしてこそ、その伝統性をもって、ハンナラ党に対抗することができる」と主張した。以下は一問一答。

——政界再編の方向は…。

「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の決断とも結びついている。与党のヨルリン・ウリ党を離党しろ、ということだ。ハンナラ党ではなく国民と連政し、挙国内閣を構成せよという話だ。ウリ党が統合し、民主、改革、平和を騒いだところで、すべて失敗した。本当の民主、平和、改革主義者はその中にいないからだ。すべて失敗した人々ではないか」

——誰が求心点になるべきか。

「誰が党を導くかは、政界再編が実現した後に制度的に作り上げればいい。党内選挙で作ればいいことだ。人物中心に団結すれば、成功できない」

——党内に、高建(コ・ゴン)元首相に近い議員たちがいるが…。

「金持ちになりたいからといって、金持ちを家の主にしようとしても、はたしてその家がうまくいくだろうか」

——親盧(親盧武鉉大統領)勢力や柳時敏(ユ・シミン)保健福祉部長官と共に協調していけるのか…。

「今の段階では、ともにできる、できないとは言うべきでない」

——盧大統領の「地域党」発言をどうみるか。

「首都圏の国会議員と湖南圏の国会議員とを合わせるという話なのに、なぜそれが全羅(チョンラ)道の地域党になるのか。民主党が、初めて平和的政権交代を成し遂げ、政権を再創出した。最高の形ではないか」

——政界再編はいつ、どのように実現するか。

「ウリ党議員たちも、もうすぐ消え行く政党だということを認めながら、実際に行動(離党あるいは解体)もせずにいて、近いうちに期待することは難しい。新たな勢力が出現する度に、フレッシュな人を探すことだ。しかし、これまでの韓国政党史上、政界の外から迎え入れて成功した例がない。大きくても小さくても内部でリーダーシップが出てこそ、伝統性を引き継ぐ根幹になる」

——鄭雲燦(チョン・ウンチャン)元ソウル大学総長が、「政治をしないと断言しない」と言ったというが…。

「政治の『せ』の字に近づけば近づくほど、人の属性は政治的になるものだ

——韓代表に何かがあった場合、後任の指導体制はどうなるのか。

「党憲党規どおりすればいい。張裳(チャン・サン)共同代表がいる」

——来年の大統領選挙でも、地域変数が重要だろうか。

「選挙はどの国であれ、地域は変数だ。それを無視しようとすることは現実否定だ。現実を認識して、解決策を見出さなければならない。盧大統領がハンナラ党と連政しようとするのは、大統領の出身地域が慶尚(キョンサン)道だから、退任後の利を得ようとすることではないのか。率直に言って、盧大統領がこのまま終わって退任したとしても、大韓民国のどこに行って安住できるといえようか」

——来年の大統領選挙を控え、南北首脳会談の話が出ている。

「国家の大事は、党利党略で考えてはならない。当為性で話さなければならない。政権を取った人が、合法的に自分の権限力量内で国家のために奉仕することだが、それをするなと言えば、何のために政権を取るというのだろうか。首脳会談が投票日に行われたとしても、国家に役に立つならしなければならないと思う。首脳会談の結果を政治的にどれほど活用するかは、大統領にかかっている」



yongari@donga.com leon@donga.com