リビアの最高指導者であるカダフィ大佐は20日、「北朝鮮(核問題)への仲裁努力を行った。依然関心を持っているが、まだ明確な結果はない」としつつ、「再度、努力する」と明らかにした。
カダフィ大佐は同日午後7時30分(韓国時間21日午前2時30分)首都トリポリの官邸で、リビアを訪問中の韓明淑(ハン・ミョンスク)首相に会って、このように述べた。
カダフィ大佐は、「私たちが大量破壊兵器(WMD)を放棄したのは国際社会の平和に寄与するためだ。さまざまな形の支援と補償を国際社会に期待したが、まだ不十分だ」とし、北朝鮮に対しても十分な支援策がなければならないという点を示唆した。
リビアは2003年12月、核兵器を含むWMD放棄を宣言し、国連の核査察を受けた。
韓首相はこの席で潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官の国連事務総長選出の支持を要請し、カダフィ大佐は「韓国の候補が選出されることを望む」と支持の意思を明らかにした。
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