Go to contents

「韓国のジダン」が育つ 高校生MFユン・ピッカラム

「韓国のジダン」が育つ 高校生MFユン・ピッカラム

Posted August. 29, 2006 03:03,   

28日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)サッカー国家代表チーム・トレーニングセンター(NFC)。

韓国青少年(16歳以下)代表チームが日本兵庫県高校選抜チームと練習試合をした。韓国はチュ・ソンファンの2ゴールなどゴール洗礼を浴びせ、7−1で大勝をおさめた。

この選手たちが、ほかならぬ来年韓国が開催する07国際サッカー連盟(FIFA)世界ユース(17歳以下)W杯に出場する人材たちだ。

その中でも特別にグラウンドを走り回る選手が目立つ。浅黒い肌に小さな目、子供っぽい顔立ちをしているが、兵庫県選抜チームは始終、彼の好守備のため、これといったチャンスさえ作ることができなかった。

守備的MFのユン・ビッカラム(16・釜山釜慶高)。

朴キョンフン青少年代表監督は、「我がチームの長所であると同時に短所が、目を引くとびきり優秀な選手がいず、実力がほぼ同じ水準であることだ」と言う。しかし、こう語る朴監督も、「ビッカラムは生まれつきのサッカーのセンスを持っている。試合を読む能力が優れ、攻守の調律が立派だ」とほめる。

ユン・ビッカラムは今月初め、トヨタ国際青少年大会で日本記者団が選定した最優秀選手(MVP)。

ほとんど全ての攻撃がユン・ビッカラムの足から始まり、守備の中心もユンだった。3試合で1ゴールを入れたユンは、優勝の原動力だった。

朴監督によれば、ユン・ビッカラムは、「個人技不足」が弱点である韓国サッカーの希望。

「ファーストタッチ(ボールをパスしてもらう時の初ボールのコントロール)とキック能力があまりにも優れているので、よく磨けば世界的選手に大成するでしょう」

昌原(チャンウォン)小学校と金海(キムヘ)中学を出たユン・ビッカラムは現在、釜慶(プギョン)高で、代表チームと釜山大宇(プサン・テウ)の監督をつとめた李チャマン監督から指導を受けている。

ユン・ビッカラムはジネディーヌ・ジダンが大好きだそうだ。

「ドイツW杯の決勝で、ジダンがペナルティーキックを成功させた時は本当に感動的でした。ジダンのように試合運営能力の優れた選手になりたいです」

韓国代表チームは29日、シンガポールに出発し、来月3日から開かれるアジア・サッカー連盟(AFC)アジア選手権大会に出場する。同大会の第4位まで、07ユースW杯出場権が与えられる。開催国の韓国は出場チケットは既に確保したが、この大会でイラン、イラク、日本などアジアの強豪に必ず勝利し優勝するという覚悟を固めている。



jaeyuna@donga.com