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練習量6000kmでドーハーの金狙う マラソンのチ・ヨンジュン

練習量6000kmでドーハーの金狙う マラソンのチ・ヨンジュン

Posted August. 26, 2006 03:22,   

「6000km=アジア大会金メダル? 」

マラソン選手たちは42.195kmのフルコースに出場するために通常3ヵ月の練習をこなす。毎日平均40kmを走るわけだから、3600kmを走ってから大会に出場することになる。

今年12月にカタール・ドーハーで開かれる2006アジア大会の男子マラソンで、金メダルを目指している「韓国マラソンの希望」チ・ヨンジュン(25・コーロン)。

●アジア大会までの5ヵ月間、毎日40km

チ・ヨンジュンは先月20日から早くも練習を始めた。大会が12月中旬に開かれるのだから、約5ヵ月間の練習となる。休日も返上しての連日練習で5ヵ月間、約6000kmを走ってアジア大会に挑むことになる。ソウルから釜山までを15回も走るような、凄まじい距離だ。それほど、チ・ヨンジュンにとってアジア大会の意味は大きい。

2003東亜(トンア)ソウル国際マラソンで2時間8分43秒(2位)と国内選手ランキングでは3位の記録をマークし、韓国マラソンの新星に浮上したチ・ヨンジュン。1992年のバルセロナ五輪金メダルリストの黄永祚(ファン・ヨンジョ、体育振興公団監督)と、1996年アトランタ五輪銀メダリストの李鳳柱(イ・ボングジュ、三星電子)以来沈滞している韓国マラソンをけん引すべくトップランナーだ。

韓国男マラソンは、1990年北京アジア大会で金ウォンタクが優勝した後、黄永祚(1994年広島大会)、李鳳柱(1998年バンコク、2002年釜山大会)が4連続優勝を果たしている。

●アテネ五輪は17位と振わず

いまや5連続優勝の責任と栄冠は、チ・ヨンジュンの両脚に託されている。チ・ヨンジュンも個人的には、アジア大会優勝で自分のマラソン人生を左右する兵役問題も解決しなければならない。アジア大会金メダルは、兵役免除の恩恵が与えられるからだ。

「金メダルが取れればもちろん嬉しい。しかし、欲張るとうまくいかないですね。欲を捨てて落ち着いて練習だけに励むつもりです」

チ・ヨンジュンは、韓国マラソンの新星に浮上した後、2003世界陸上選手権に出場したが52位(2時間20分21秒)だった。また翌年のアテネ五輪では17位(2時間16分44秒)に止まるなど、手痛い経験もした。経験不足と過剰な欲張りが原因だった。だからこそ、今度は無心で挑みたい。

●10月には1ヵ月間、中・高地帯訓練も

先月から1ヵ月間、江原道横渓(カンウォンド・フェンゲ)で大関嶺(テグァンリョン)を走りながら基礎体力とスタミナ強化を図った。来月1日からは中国昆明に渡って高地訓練に突入する。10月初めに一時帰国して、全国体育祭典の陸上5000mと1万mに出場し、その後再び昆明に戻って30日間の高地訓練をこなす計画だ。高地訓練は、血液内ヘモグロビンの酸素運搬能力を強化させ、スタミナを高めるトレーニング。高地帯は酸素が稀薄で平地より2倍は大変だ。練習量も平地より多い。一言で「地獄訓練」だ。

「カタール・ドーハーは12月にも15度から30度の気温が続いて、マラソンをするには暑いところです。だから、体力がカギになるのだけど、方法は練習量を増やすことしかありません」

昨年からコーロン監督に就任した日本人監督・永田幸一氏の指導を受けて、マラソンに新しく目覚めた。「マラソンは嘘をつかない。走っただけ記録が出る。自分を信じて走ろう」と自分言い聞かせている。

チ・ヨンジュンは、アジア大会を終えた後は、李鳳柱が持っている韓国記録(2時間7分20秒)の更新と韓国選手初の2時間6分台入り、そして2008北京五輪金メダル獲得というさらなる目標に向かって走り続ける。



yjongk@donga.com