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金総書記、意図的な「潜伏」?健康に異常?

金総書記、意図的な「潜伏」?健康に異常?

Posted August. 09, 2006 04:30,   

先月5日のミサイル発射直後からの北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の潜伏が、長期化の兆しを見せている。

94年7月8日の金日成(キム・イルソン)主席の死亡以来、10年以上一度も欠かさず毎年行っていた錦繍山(クムスサン)記念宮殿への訪問を見送った。

金総書記がそれだけ現在の状況を深刻に認識しているためと解釈される。北朝鮮内部では、「苦難の行軍」を再び実施する覚悟ができているという言葉が出ている。ミサイル発射後、平壌(ピョンヤン)を訪れた米ジョージア大学の朴ハンシク教授は、「北朝鮮は、米国の侵攻可能性を確信しており、第2の韓国戦争を準備している」と述べ、平壌の「深刻な」雰囲気を伝えた。

金総書記は、03年2月に核不拡散条約(NPT)の脱退宣言をした直後に50日間、01年の9・11テロ直後に26日間に渡って姿を現わさないなど、米国と緊張が高まる度に潜伏するパターンを見せてきた。

▲なぜ出てこないのか〓金総書記が姿を現わさない背景は、大きく二つの説明がきる。第一は、ミサイル発射後、ますます悪化する周辺情勢を観望するための意図的な潜伏ということだ。米国の北朝鮮金融制裁や国際社会の圧迫、さらに豪雨被害といった内憂外患の中で、内部動揺を防ぎ、ミサイル問題の突破口を見出すために頭を抱えており、対外活動を控えているという分析だ。

現在の状況を国家危機状態と規定した金総書記が、「身の危険」を感じ、警護上の理由で潜伏しているという解釈もある。

病気説も慎重ながら流れている。以前から心臓病の治療を受けていた金総書記が、最近悪化した情勢のために病気が再発したという説や、糖尿病で腎臓がよくないため、薬を服用しているとも推測されている。

野党ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)議員は、「金総書記は1月の中国訪問のさい、極秘で北京にある宇宙センター内の医療機関で診療を受けたという情報を入手した」と主張している。

98年に北朝鮮が「テポドン」を発射した時、金総書記は発射4日後の9月4日に「人工衛星の発射に成功した」と発表した。同月に開かれた最高人民会議第10期1回大会と政権創建50周年記念行事(9月9日)にも出席した。今回とは対照的だ。

▲いつ姿を現わすか〓金総書記は、故金日成主席の命日に行われる追悼式には必ず出席していた。しかし今回は出席しなかったため、しばらく金総書記が公開の行事に姿を現わすことは期待できないというのが大方の分析だ。

最高人民会議にも時折出席していたが、すでに4月11日に開催されたため、当分は開かれない。

政府当局者は、「軍の警戒所や生産現場を訪れる『現場指導』の形で姿を現わす可能性が高いが、時期は予想できない」と話した。



taewon_ha@donga.com