
フランスはスイスを警戒した。スイスは強豪との強化戦準備に励んでいる。トーゴは相変らず秘密練習をした。2006ドイツW杯G組で韓国と対戦する国々は張り詰めた空気の中で練習に余念がない。
●フランス
サッカーフランス代表のレイモン・ドメネク監督は23日、アルプス最高峰ティニュでの合宿キャンプでスイス戦に対して憂慮を示した。監督は「皆がスイス戦を心配している。フランスとスイスはお互いを知り尽くしている。しかもスイスは、私たちに勝つためにはどうすれば良いかを分かっている」と話した。
ドメネク監督の言葉には根拠がある。スイスはドイツW杯・欧州予選でフランスと同じ組に属して2度もドローに終わった。
ドメネク監督は「ここでのトレーニングには2つの目標を持っている。一つはメンバー同士がよく知ることで、もう一つは軽いトレーニングをすることだ」とし、「チームにリラックスした雰囲気を作ることが大事だ」と話した。一方フランスチームのチームドクターは、これからは故障選手のリストを公開しないと語った。
●スイス
スイスは28日(以下韓国時間)にコートジボワール、6月1日にイタリア、6月4日に中国と強化戦を行う。コートジボワールはトーゴを、イタリアはフランス戦を、中国戦は韓国を想定した試合だ。
コートジボワールは今回のW杯で番狂わせを演じるチームに数えられている。イタリアは伝統的な強豪。強いチームとの試合を控えても、スイスのクーン監督は、まだ先発GKを発表せず、最後まで選手たちの緊張を誘導している。
アレクサンデル・フレイなど一部の選手が負傷から完全に回復していないのが不安要素だ。スイスは今度の強化戦で多様な選手をテストするとみられる。
●トーゴ
トーゴは風邪をひいたオットー・フィスター監督が欠場したままドイツ南部部屋円の時で訓練を続いた。
チームドクターは、「フィスター監督に軽い風邪症状があるので、練習には出ないで横になっていなさいと言った」と明らかにした。
この日、トーゴの主力攻撃手、エマヌエル・アデバヨールが初めてチーム練習に合流した。
トーゴはW杯開幕までにバイエルン州選抜チーム(23日)、ドイツプロサッカー3部リーグ・アウクスブルク(28日)、バイエルン・ミュンヘン2軍(6月2日)、アマチュア級のFCバンエン(6月6日)などのチームと強化戦を行う。
bluesky@donga.com






