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国会議員の夫人と裏金

Posted April. 15, 2006 03:08,   

野党ハンナラ党の金徳竜(キム・ドンニョン)、朴成範(パク・ソンボム)議員の公認関連金品授受事件で、実際に金をやり取りした「核心助演」4人は、みな女性だ。大型事件の裏には必ず女性が登場するという俗説が、今回も確認されたわけだ。金議員の妻に数回にわたって4億4000万ウォンを渡した人物は、ソウル瑞草(ソチョ)区庁長の公認を希望したハン氏の妻であるという。ハン氏側は、金議員の息子の結婚祝いとして5億ウォンを持参したが、受け取らなかったため、攻略ルートを変えた。男同士の取り引きが実現しないことが分かるや、夫人同士の取り引きを実行したわけだ。

朴議員のケースも似ている。

成楽合(ソン・ナクハプ、死亡)元ソウル中区(チュング)庁長側は、姻戚関係にある両替商のチャン氏(女性)を通じて、朴議員夫妻に近づいた。チャン氏は1月、朴議員夫妻と食事をして別れる際、21万ドル(約2億ウォン)が入ったケーキ箱を朴議員の妻に渡した。夫人の歓心を買うために、毛皮のコートや有名ブランドのハンドバッグなども送っていた。

政界ロビーに夫人や女性が登場した事例は、以前も多かった。

1996年、金泳三(キム・ヨンサム)政府時代、当時当選4回議員だった李聖浩(イ・ソンホ)元保健福祉部長官の夫人が、大韓眼鏡士協会から眼鏡のフレームの独占を依頼され、1億7000万ウォンを受け取ったことが明らかになり、拘束された。

林昌烈(イム・チャンニョル)元京畿(キョンギ)知事の夫人チュ・ヘラン氏は、京畿道が決定権を持つ建築許可の事前承認を助ける見返りに、京畿道城南市盆唐(ソンナムシ、プンダン)のパークビュー施行会社代表から現金1億ウォンを受け取り、4200万ウォン相当の家具やインテリアの提供を受けた事実が明るみになった。

金大中(キム・デジュン)政府時代の1999年、検察総長の夫人らが関わって世間を騒がせた「高級服ロビー」事件も、結局、高位層の政治の断面を示したものだった。

最近では、安相洙(アン・サンス)仁川(インチョン)市長の「イシモチ事件」にも女性が登場する。2億ウォンが入ったイシモチの箱が安市長の自宅ではなく安市長の妹宅に送られ、このため安市長は危機を迎えた。安市長は金が入った事実を知って、ただちに市庁のクリーン申告センターに届けた事実が明らかになり、最高裁判所で無罪確定判決を言い渡された。

このように、政治家夫人など、女性が黒いロビーのルートに活用される理由は、何よりも接近が容易なうえ、効果もあるためだ。政治家の妻は、単なる内助のレベルを超え、事実上、政治的パートナーや同業者の役割を果たしている。主人に対する影響力も強い。「世の中を動かすのは男だが、男を動かすのは女だ」という言葉が、政界では真理として通っている。

黒い取り引きが摘発されても、夫に災いが及ばないようにという深謀遠慮が敷かれていたりもする。ある検察関係者は「夫人が金を受け取り、夫は知らなかったと言えば、事件を扱うのが本当に難しい」と述べた。



yongari@donga.com jin0619@donga.com