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請負い義務制が「学校手抜き工事」の原因

Posted March. 03, 2006 09:33,   

零細建設業者を支援するため取り入れた義務請負い制のため、かえって手抜き工事が相次いでいる。 これは、建設業者が工事を受注し無免許建設業者や不適格業者に安値で請け負わせた後、二重契約を通じて差額を秘密資金にしたため起きたことだ。

▲趣旨から外れた義務請負い制〓学校新築工事を発注する教育庁は施工業者を審査する時、全体工事費の87%以上を専門建設業者に分けて請け負わせる会社に加算点を与える。

地域の零細な業者が工事物量を多く受注できるよう1989年、建設交通部が取り入れた制度によるものだ。与党は同制度を07年から廃止しようとしたが、建設業界から要請があって08年から廃止することと決めた。

問題は、その間に工事を受注してきた業者が、無免許建設業者に不法で請け負わせ、その差額を懐に入れたことだ。このようにしてつくった秘密資金は、工事を発注した教育庁幹部に伝達される。

実際に、仁川(インチョン)地方警察庁は1998年から最近まで、市教育庁が発注した17校の新築工事を調査した後、不法請負いを黙認し、7社の建設業者から1億3000万ウォンを受け取った疑い(賄賂収受)で、市教育庁幹部金(45・5級)氏など2名を先月27日、拘束した。

警察によれば、工事を受註した業者は、無免許建設業者に六つの工事を請け負わせた。 警察はその間、相当数の業者が教育庁の高級公務員に定期的に賄賂を与えたという諜報によって、捜査を拡大している。

これに先立って、全羅北道(チョンラブクド)地方警察庁は先月23日、大学附設小学校の新築工事過程で、業者から700万ウォンあまりを受け取った疑いで、全州(チョンジュ)教育大施設担当職員(46)を不拘束立件した。

▲二重契約が手抜き工事をまねく〓仁川地域A建設代表Bさんの場合、仁川市教育庁からある高校新築工事を04年9月、59億4847万ウォンで受注した。 彼はコンソーシアムを構成した慶尚南道(キョンサンナムド)の建設業者に、工事から手を引く条件で3億ウォンを渡した。

以後、Bさんは、市教育庁幹部の金さんと知り合いの無免許建設業者Cさんと45億ウォンで、工事を一括請け負わせる契約を締結した。Cさんは鉄筋コンクリートなど各工程を17の専門建設業者に44億ウォンで分けて任せた。

その代わり、Cさんは、A建設が落札価格の88%に当該する工事を、専門建設業者に請け負わせたように二重契約書を作った後、差額をBさんに伝達した。落札価格の3分の1近い15億ウォンあまりが、工事と関係なく消え去ったことになったわけた。

ある専門建設業者代表は、「とんでもなく安い価格で請け負っているので、手抜き工事をするしかない。学校の建物が崩れずにいるのが不思議に思えるくらいだ」と述べた。

昨年、大韓専門建設協会仁川市会が164の会員社を対象に実施したアンケート調査結果、応答者の42.8%が、「元請負い業者から二重契約書作成を要求された」と答えた。

理由は、「発注先に対する低価請負い隠蔽目的」(63.1%)が最も多く、次が、元請負い業者の秘密資金造成(20.0%)△元請負い業者の強要(16.9%)などだった。



kchwang@donga.com