「政府の誤報対応によってマスコミの記事水準が高まれば、これも参加政府の成果になるだろう」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が大統領府幹部会議で「誤報対応=マスコミの記事水準の向上=参加政府の成果」という論理を主張した事実が最近知られ、話題になっている。
首相室が10日公開した「大統領の指示事項」によると、盧大統領は先月19日に大統領府で開かれた首席秘書官及び補佐官会議で、政府各省庁のマスコミ報道対応窓口を国政弘報処が運営するインターネットマスコミ「国政ブリーフィング」に一本化することを指示しながら、このように話した。
指示事項によると、盧大統領は「国政ブリーフィングのマスコミ報道分析に該当省庁の意見を加えることが重要だ」とし、「これは最初の誤報記事を根拠に第2、第3の誤報記事が出ることを防いでくれる」と話した。
また、盧大統領は「このような過程を踏んで記者と公務員が勉強をすることになり、記事の内容はいやがうえにも向上することになる」とし、「このようにして記事の水準が高まれば、これも参加政府の成果になるだろう」と強調した。
盧大統領はこれと共に、效果的な広報管理のために行政省庁が民間の専門家を採用するか、教育を実施して一般職員が過ちをしないようにマニュアルを作成することを指示した。
首相室の関係者は「大統領の指示事項は会議であった大統領の指示と関連の話を大統領府でまとめて首相室に送る」とし、「問題の指示事項も最近各省庁に伝えた」と話した。
tesomiom@donga.com






