● 投資に臨む姿勢の基本
未来(ミレ)アセット投資教育研究所のカン・チャンヒ所長は、「低金利時代に老後に備えるためには株式投資は欠かせない」と言う人物だ。しかし、投資が投機にならないためには、4つの点に留意しなければならないと説明した。
まず、投資にはリスクが伴うという事実を念頭に置かなければならない。二番目にリスクを減らすには、長期分散投資をしなければならない。三番目に人生の目標に合う投資計画を立てるべきだ。最後に、職業に充実し、資産運用は専門家に任せた方がよい。人生に投資せず、資産を増やすことにのみこだわれば、人生と投資両方で失敗しがちだ。
韓国財務設計(株)のオ・ジョンユン国際公認財務設計士(CFP)は、投資のためのスタート・ボタンとして、マンション、土地、預金、株式、債券、借金などをどこにどれほど持っているかを羅列し、財産別の割合を把握する「財務状態のチェック」を挙げた。
次は、項目別の予想収益率を計算して、資金を収益率の低いところに投資しているのではないかをチェックする。続いて、専門家や財務状態診断プログラムの力を借りる。住宅購入や老後の準備など目的に合わせて投資する。
国民(ククミン)銀行研究所の朴チョル研究チーム長は、子供に対する生活経済教育を始めることを薦める。親と子供が「金銭についての開かれた対話」をしなければならないということ。親とお金の問題を話し合いながら成長した人ほど、お金に対する統制力を持って生活する可能性が高いという。
● 株式投資の基本
韓国ファンド評価のウ・ジェリョン社長は、積立式ファンドに加入するさい、分散投資でリスクを減らした方がいいと助言した。ウ社長は、「収益率が過度に高いファンドや資産運用会社に集中投資するのは危険だ。価値投資、配当投資など特色を打ち出したファンドではない、平凡で優良な大型ファンドに資産の50%以上を入れたほうがいい」と強調した。また、株価が下がれば積立式投資を中断せず、むしろ投資比重を増やすようにと述べた。積立式ファンドは長期投資に見合ったもので、株価が下落すれば、株を安く買えるチャンスだと考えればいいということ。
大信(テシン)証券の金ヨンイク・リサーチセンター長は、「すべての投資は時期が最も重要だ」と述べた。株式投資は70%が売買時期、20%が業種選択、10%が銘柄の選択だということ。金氏は、「第1四半期には株価が上がるが、2、3四半期には調整の可能性が高い」とし、「2四半期前に株の割合を減らしてから、3四半期ごろ、景気先行指数を見ながら再び増やした方がいい」と述べた。
● 投資参考書の基本
価値投資諮問の朴ジョング社長は、「新聞の経済記事を綿密に読むことが重要だ。特に企業生産の関連情報は価値あるソースになる」と助言した。朴社長は、経済紙の株式面ではなく、経済の流れを全体的に把握できる日刊紙の経済面を推薦した。例えば、建設景気が回復するという記事があると、セメントや鉄筋会社の利益が増大すると予想しろということだ。新聞を単に熱心に読むのではなく、投資と結びつける目を育てなければならないということ。
韓化(ハンファ)証券の李ジョンウ・リサーチセンター長は、経済歴史書を薦めた。時代によって投資環境と規則は変わるが、基本構図はほぼ同じに維持されるということ。また、「活況期と低迷期はいずれも終わりがある。経済史を見れば、先進国がどの段階を経て発展し、どの産業が栄枯盛衰をたどったかが学べる」と述べた。
韓国投資証券の李チェウォン資産運用本部長は、「上場会社の投資便覧をよく見ることだ」と述べた。個人投資者は「大当たり」の情報を探し求めるが、ほとんどの情報は投資便覧にあるということ。
税務専門家のウリ銀行のリュウ・ウホンPB事業団ADセンター長は、「人」を参考書にすることを薦めた。リュウ氏は「周りでお金を稼いだ人や、専門家のことを真似するように」とし、「周りに達者がいなければ、マスコミに紹介された人のところを訪れたり、電子メールで一手学んだりするのもいい」と述べた。






