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災害被害の繰り返しをもたらす予算の組み方… 予防<復旧

災害被害の繰り返しをもたらす予算の組み方… 予防<復旧

Posted December. 23, 2005 03:00,   

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毎年繰り返される台風、豪雪などの自然災害と関連し、日本は予防中心の予算の組み方をし、毎年被害を抑えているのに対し、韓国は事後修復に予算を集中して投じ、同じような災害被害が繰り返されているという指摘が出ている。

国会の予算政策処は最近発刊した「災害管理財政分析」報告書で「00年以降5年間、災難被害修復費が21兆687億ウォンだったのに対し、災難予防に向けた投資は半分前後の10兆5242億ウォンにとどまった」と指摘した。

同期間、日本は計149兆ウォンぐらいを災害予防に集中的につぎ込んでおり、その結果災害被害修復費は23兆4480億ウォンに抑えることができた。全体の防災予算に被害修復費が占める割合も00年13%(6兆8920億ウォン)から昨年は8.8%(2兆4160億ウォン)に減っている。

反面、韓国は同期間全体の防災予算のうち、被害修復に用いられた予算の割合が平均67%にも上る。

予算政策処は「日本の事例から持続的な予防投資が被害を抑えるため、政府の修復費支出も切り詰めることがわかる」と主張した。さらに、災害が地方管理施設に集中しているにもかかわらず、災害予防投資は主に国家管理施設に行われていると指摘した。



woogija@donga.com