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「光化門の赤い喚声でドイツを揺さぶる」

「光化門の赤い喚声でドイツを揺さぶる」

Posted December. 16, 2005 08:34,   

한국어

「死ぬ気で応援しますよ。相手が1000人なら、私たち100人だけでも十分勝てます。一騎当千の心構えで一丸となって、韓国チームの力になります」

ドイツ・ニーダーザクセン州の州都ハノーバー。14日、全身を赤いステッカーやアクセサリーで飾り、リュックサックを背負った3人の若者に出会った。

韓国の「レッド・デビルズ」サポーターズ。2006ドイツ・ワールドカップの組み合わせ抽選の結果が出たため、下見にきたという。各国サポーターズの応援戦がすでに火花を散らしているなか、他国より一歩先に有利な位置をゲットするためだ。

最も急がれるのは宿泊。大会まで6ヵ月ちょっと残っているが、組み合わせ抽選の結果が出て以来、開催都市のホテルには早くも予約が殺到している。ハノーバー・スイート・ホテルだと、普段の宿泊費は79ユーロ(約9万7000ウォン)、ワールドカップ期間中の宿泊費は139ユーロ(約17万4000ウォン)だ。しかし、すでに123室ある部屋のうち残ったのは10室未満。ワールドカップが近づくと、部屋も見つからず、値段も跳ね上がるだろう。

このため、レッド・デビルズは、300〜500人にのぼる遠征隊を収容するために、開催都市近隣のキャンプ場を物色した。一日の宿泊費用は、テントなど付帯費用も含めて一日30〜35ユーロ。

レッド・デビルズの予算編成委員長オ・ジュングォンさん(33)は、「すでにライプチヒとフランクフルトで格好のキャンプ場を見つけた」とし、「キャンプ場では単に寝泊りするたけでなく、いろいろな文化プログラムを用意して楽しめるようにしたい」と話した。

今回のワールドカップ公式球の名前は、チーム精神を意味する「チーム・ガイスト」。応援も同じだ。

ドイツ・ワールドカップの遠征団長パン・ウヨンさん(33)は、「フランスやスイスなどドイツの隣国からきたサポーターズと対決するためには、総力を集中しても足りないほど」とし、「レッド・デビルズは開かれた空間。海外の韓国人や留学生、その他の韓国応援団が一つになって応援しよう」と呼びかけた。



jaeyuna@donga.com