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15歳の「銀盤の妖精」、「来年は女王になりたい」

15歳の「銀盤の妖精」、「来年は女王になりたい」

Posted November. 30, 2005 07:19,   

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金セヨルコーチは、「金ヨンアは今大会でトリプル・アクセルを駆使せず、浅田選手が昨大会でとった点数に近接した。十分勝算がある」と話し、金ヨンアも「今大会の優勝で浅田を乗り越えることができるという自信を得た」と話した。浅田真央は昨年の大会で総点179.12で優勝し、金ヨンアは今大会で174.12だった。

体格は1年前の156センチ・38キロから現在は161センチ・43キロ。金ヨンアは、「大会2週間前に新しくオーダーしたスケートに慣れていなかったため、練習の時ミスが多かったが、幸いにも試合当日の午前の練習からミスがなくなった」とし、「私の最高の点数で優勝できてとても嬉しい」と話した。

李ジヒ(43)国際フィギュア審判は、「今大会で金ヨンアが全てのスポットライトを受けた。取材熱気の熱さから金ヨンアの高くなった位置を実感した」と現地の雰囲気を伝えた。

金ヨンアに残った目標は、来年3月、スロベニアで行われる世界ジュニア選手権大会の優勝。この大会には、昨年のグランプリ・ファイナルで金ヨンアを大差でリードして優勝した同じ年のライバル・日本の浅田真央が出場する。トリプル・アクセル(3周半回転)を駆使する浅田選手は、今季シニア舞台に進出して、グランプリ大会で1位と2位を1回ずつ占めた。

背も伸びたし、実力と共に自信もぐんと伸びた。ジュニア・ワールド・グランプリ・ファイナルで優勝した「銀盤の妖精」金ヨンア(15、トジャン中、写真)が29日、仁川(インチョン)国際空港を通じて入国した。ジーパンにブルーの運動着姿で入国ゲートを出てきた金ヨンアは、昨年同大会で準優勝した時とはまったく違っていた。取材陣の前で、口をつぐんだまま浮かない顔をしていた金ヨンアではなかった。終始明るい表情だった。



kimsk@donga.com