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命分けあった縁、大事にしたい

Posted November. 14, 2005 03:07,   

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「お互いに配偶者の生命を分け合った特別な縁なんです」

それぞれの配偶者が、慢性腎不全を病んでいる2組の夫婦が、お互いの腎臓を相手方に寄贈し、新しい生を開いた。金ヨンチョン(41、ソウル城東区聖水洞)・李ミジョン(35)夫婦と、イム・ドンジン(35、仁川富平区富開2洞)・朴ヒョンシル(34)夫婦がその主人公。金氏はイム氏に、朴氏は李氏に、自分の腎臓を寄贈した。

これら夫婦は今年8月、「愛の臓器寄贈運動本部」から「家族交換腎臓移植プログラム」申請者のなかに、移植可能な腎臓寄贈希望者がいるとの連絡を受けた。2年前から毎週3回12時間ずつ透析をし、苦しむ妻の姿をそばで見守ってきた金氏は、即時に腎臓移植に同意した。

李氏は夫の犠牲によって命を助けてもらうことはできないと断ったが、幼い3人の子どもたちのためにも、必ず元気にならなければならないという金氏の説得によって、手術に同意した。金氏は「かすかでも希望があれば、何でもやってみる心情だった。寄贈希望者にどれほど感謝していいか分からない」と話した。イム—朴氏夫婦は、結婚してから1年6カ月の新婚夫婦だ。

朴氏は、イム氏が慢性腎不全を病んでいることを知っていながら、結婚した。イム氏は、結婚してから3カ月後に脳死者の腎臓を移植してもらったが、拒否反応のため、1日後に再び取り出さなければならなかった。それ以降、長い透析の期間を経なければならなかった。手術の後、朴氏は「楽しくうきうきする新婚生活ができると思うと、嬉しくてたまらない」と言って、子どものように喜んだ。

元々、寄贈者と寄贈を受けた人は互いに会うことが禁じられているが、この夫婦たちは自然に知りあうことになった。金氏が手術前に検査のため採血する姿を偶然に見たイム氏が、金氏の病室を尋ねたのだ。他の病院で手術を受けた朴氏と李氏も、検査の途中に会い、あいさつを交わした。金氏は「知り合った後、自然にひかれるような気分を感じた」とし、「お互い健康になった後、仲良く過ごしたい」と話した。

愛の臓器寄贈運動本部が施行中の「家族交換腎臓移植プログラム」は、腎臓移植を必要とする家族がいる場合、自身の腎臓を移植待機者に提供する代わり、自分の家族は、他の移植希望者から優先的に提供してもらえるリレー方式の寄贈プログラム。愛の臓器寄贈運動本部の崔承柱(チェ・スンジュ)事務局長は、「移植待機者が寄贈希望者よりはるかに多い状況で、漠然と脳死者を待つよりは、家族交換腎臓移植のプログラムに参加すれば、より早く移植を実現できる道がある」と説明した。



ditto@donga.com