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北朝鮮、韓国記者の離散家族再会取材を阻止 金剛山の再会会場

北朝鮮、韓国記者の離散家族再会取材を阻止 金剛山の再会会場

Posted November. 11, 2005 07:51,   

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金剛(クムガン)山で開かれた第12回南北離散家族再会の第2陣再会期間(8〜10日)中に、北朝鮮政府がSBS放送記者の取材リポート内容に対して問題提起し、送信と取材阻止の手段をとったことが明らかになった。

10日、離散家族の再会を取材するために北朝鮮入りしている記者団によると、SBS記者は8日、「政府は、ひとまず離散家族再会のさいに(韓国人)拉致被害者の離散家族を含ませる方式を維持しながら、北朝鮮側に前向きな姿勢の転換を要求する計画だ」との記者リポートを収録していたが、それを見た北朝鮮の行事支援要員が、それを問題視した。

同関係者は、「拉致」、「前向き」という用語が不当だとして、音声の衛星伝送や現場取材を阻止した。同関係者は、「(韓国)統一部が同様の報道指針を出している」とも言っていたという。

北朝鮮関係者たちの阻止過程で、韓国記者たちの手首を押さえるなど、もめる場面もみられたという。

その後、現場にいた南北の赤十字社関係者たちは実務接触を行い、「なかったこと」にしようと合意をみたが、SBS記者は9日も取材を阻止された。

また10日午前には、離散家族のお別れ再会場でYTNの女性記者が、北朝鮮の行事支援スタッフの名前を取材手帳に書き留めたところ、北朝鮮スタッフに手帳を奪われた。手帳は、その後、韓国政府関係者を通じて返してもらった。



credo@donga.com