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「性格相性」があるの、知ってますか

Posted November. 11, 2005 07:51,   

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結婚5年目である李氏(32、会社員)夫婦は、度重なる夫婦喧嘩が原因で破綻の危機に陥り、夫婦クリニックを尋ねた。

人性検査の結果、妻は活逹で周辺から注目されるのが好きな性格だったが、夫は静かで目立つことを嫌やがる内気な性格だった。

結婚前に二人はお互いに性格の違いは分かっていたが、性格が違えば生活はもっと活気に満ちて楽しいだろうと信じた。しかし実際の生活は正反対だった。

妻は言葉数もあまりなくて息苦しい「石仏」と暮すようだと感じ、婚家との葛藤まで重なってうつ病に陷ってしまった。

ソウル大社会心理研究室とデュオヒューマンライフ研究所が先月、夫婦280カップルを対象に結婚満足度を調査分析した結果、性格、価値観、結婚条件に対する考えなどが似ているカップルであればあるほど、満足度が高いことが10日、明らかになった。

国内の心理学界で「心理的相性」に対する研究が行われたのは今回が初めてだ。

同調査で、結婚満足度に最大の影響を及ぼす要因は、広い意味での性格だと言うことが分かった。

すなわち、△外交的なのか内気なのか、△生に対して肯定的なのか否定的なのか、△他人とすぐ親しくなるのか一人でいることが好きなのか、△鋭敏な方なのかそうでないかなどによって、結婚満足度で大きな差が出た。

結婚生活に満足度の高い上位10%カップルの性格の類似性は0.39(全く違えば−1、全て一致すれば1)である一方、満足度の低い10%カップルの性格の類似性は0.06だった。幸せな夫婦であればあるほど性格が似ているという結論だ。

また堕胎、女性の喫煙、結婚前の性体験、戸主制の廃止など社会的問題に対する態度も、結婚満足度に大きな影響を及ぼしていることが、調査の結果わかった。結婚満足で上位10%のカップルは、このような社会的問題に対する類似性でも0.37である一方、満足度の下位10%カップルの類似性は0.20に過ぎなかった。

一方、血液型や結婚運などは夫婦生活の満足度と全く関連がないと言う結果がでた。

A、B、O、AB型の4種の血液型のうち、どんな形での組み合わせであれ、全体カップルの平均満足度に似ていた。

ソウル大心理学科の崔仁哲(チェ・インチョル、デュオヒューマンライフ研究所長)教授は「心理的相性が結婚の満足度をすべて説明してくれるのではないが、かなり連関があることが明らかになった」とし、「このような事実が分かっていれば、配偶者選択や結婚後の葛藤の解決に役立てることができる」と話した。



kkh@donga.com bae2150@donga.com