玄・現代会長「北朝鮮との誤解は解けた」

玄貞恩（ヒョン・ジョンウン）現代グループ会長は１０日、開城（ケソン）の現代峨山（ヒョンデ・アサン）事務所で李種革（イ・ジョンヒョク）朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長と会見し、「北朝鮮側と誤解が解けた」と明らかにした。

玄会長は同日午後、京畿道坡州市（キョンギド・パジュシ）の都羅（トラ）山出入管理所（ＣＩＱ）を通じて北朝鮮から帰った後、記者団に対して「開城で李種革アジア太平洋委副委員長に会って、金剛山観光の正常化を含む事業懸案について深みのある協議を行った。面談結果、これまでの誤解が解け、お互いの信頼を再確認した」と話した。

玄会長は、「２度にわたる会見は終始友好的な雰囲気の中で行われたし、『ボンドン館』という北朝鮮の食堂で昼食も一緒にした」と説明した。

玄会長は、「１１日に再び開城で李副委員長に会って、金剛山観光正常化を含めて諸般事項に対して最善の方策を模索することで一致した」と加えた。

これで現代峨山の金剛山観光７周年記念式が開かれる１９日以前に、金剛山観光が正常化される見通しが出てきた。

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